FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 12/15/2021
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ドキュメント目次

3.6.1. クロックポート

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPは、2つのクロック出力ポートをサポートします。

2つのクロック出力ポートではそれぞれ、クロック出力で説明されている6つのクロックオプションのいずれかを選択することができます。

tx/rx_clkout

tx/rx_clkoutは、デフォルトで有効になっている出力ポートです。クロック出力で説明されている6つのクロックオプションのいずれかをこのポートのソースとして選択することができます。それには、TX Datapath Optionsタブで、TX/RX Clock Options > Selected tx/rx_clkout clock sourceを選択します。

tx/rx_clkout2

tx/rx_clkout2は追加の出力ポートで、パラメーター・エディターのEnable tx/rx_clkout2 portオプションをオンにし、有効にすることができます。6つのクロックオプションのいずれかをこのポートのソースとして選択することができます。それには、TX/RX Datapath Optionsタブで、TX/RX Clock Options > Selected tx/rx_clkout clock sourceを選択します。

tx/rx_clkout2tx/rx_clkoutとは異なり、tx/rx_clkout2 clock div byメニューで指定されている係数で、6つのクロックオプションをさらに分周することができます。

利用可能なtx_clkout2分周係数のオプションは、1、2、4です。利用可能なrx_clkout2分周係数のオプションは、1、2です。

図 73. tx_clkoutとtx_clkout2
図 74. rx_clkoutとrx_clkout2

ユーザークロック1またはユーザークロック2をtx/rx_clkoutまたはtx/rx_clkout2のソースクロックとして選択する場合は、それに応じて、ユーザークロック1またはユーザークロック2を有効にしていることを確認します。FHTを使用している場合は、ユーザークロック1またはユーザークロック2を有効にすることができます。それには、TX/RX Datapath OptionsタブのTX/RX FHT PMAで、Enable FHT TX/RX user clk1またはEnable FHT TX/RX user clk2を有効にします。

FGTを使用している場合、TX側では、ユーザークロック1またはユーザークロック2を有効にすることができます。それには、TX User Clock Settings > Enable TX user clockを有効にします。

tx/rx_coreclkin

tx/rx_coreclkinは、TX/RXコア・インターフェイスFIFOにクロックを提供する入力ポートです。推奨される接続に関しては、表 66 を参照してください。tx/rx_coreclkinに接続している際のtx/rx_clkouttx/rx_clkout2の推奨ソースクロックは、推奨されるtx/rx_coreclkinの接続とtx/rx_clkout2のソース で示されています。推奨されるポート接続の詳細は、tx/rx_coreclkin、tx/rx_clkout、tx/rx_clkout2のポート幅と推奨接続 に示されています。