2.2. アイの高さ (EH6) とアイの幅 (EW6)
NRZを使用する場合、アイの高さと幅はアイの最大開口部から測定されます。ただし、これはPAM4のアイの高さとアイの幅の場合は当てはまりません。
PAM4のアイでは、最初にTmid の位置を特定する必要があります。詳しくは次の図を参照してください。Tmid は、10-3 の最大水平アイ開口の中間点です。 (この方法はOIF-CEI56G-VSR規格のセクション16.3.10.2で定義されています。)
図 10. EW6およびEH6の測定方法
EH6は、10-6 (緑色) のBERでのアイの高さを表します。Tmid点が見つかったら、垂直線を描画して3つのアイの10-6輪郭リング (緑色) と交差させます。EH6は、アイの10-6輪郭リング上の2つの交点間の垂直距離です。前の図で示しているように、EH6は必ずしも最大のアイの高さではありません。
EW6は、10-6 (緑色) のBERでのアイの幅を表します。例えば上のアイでは、アイの高さの半分のポイント (EH6 upp)/2を見つけます。水平線を描画して、10-6の輪郭リング (緑色) と交差させます。上のアイのEW6は、アイの10-6輪郭リング上の2つの交点間の水平距離です。下のアイのEW6も同じ方法で測定します。この図から分かるとおり、各アイのEW6は最も広い開口部ではありません。上のアイと下のアイの非対称性により、アイの最も広い部分が中心から外れます。幅の最も広い部分と比較して、EW6は大幅に削減されています。
この方法論を使用して、次の図に示すように、特定のBERの信号に対して予想されるアイマスクを決定することができます。
図 11. PAM4水平アイマスクの例