5.1. コンフィグレーション・スペース・レジスターとPCIe仕様の対応関係
5.2. Type 0コンフィグレーション・スペース・レジスター
5.3. Type 1コンフィグレーション・スペース・レジスター
5.4. PCI Express機能構造
5.5. Intel定義のVSECレジスター
5.6. CvPレジスター
5.7. 64ビットおよび128ビットのAvalon-MMブリッジ・レジスターの説明
5.8. Avalon-MMルートポートのプログラミング・モデル
5.9. Uncorrectable Internal Error Mask(訂正不能な内部エラーマスク)レジスター
5.10. Uncorrectable Internal Error Status(訂正不能な内部エラー・ステータス)レジスター
5.11. Correctable Internal Error Mask(訂正可能な内部エラーマスク)レジスター
5.12. Correctable Internal Error Status(訂正可能な内部エラー・ステータス)レジスター
5.7.1.1. Avalon-MM to PCI Express割り込みステータス・レジスター
5.7.1.2. Avalon-MM to PCI Express割り込みイネーブル・レジスター
5.7.1.3. PCI Express Mailbox Registers
5.7.1.4. Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス変換テーブル
5.7.1.5. エンドポイント用のPCI Express to Avalon-MM Interrupt StatusレジスターおよびEnableレジスター
5.7.1.6. Avalon-MM Mailbox Registers
5.7.1.7. Control Register Access (CRA) Avalon-MMスレーブポート
Avalon-MMブリッジは、Avalon-MM TXスレーブ・インターフェイスでバーストサイズが512バイトまでのAvalon-MMバーストライト要求を受け入れます。 Avalon-MMブリッジは、アドレス変換コンフィグレーション、要求アドレス、最大ペイロードサイズに基づいて、ライト要求を32ビットまたは64ビットのアドレスを持つ1つあるいは複数のPCI Expressライトパケットに変換します。
Avalon-MMライト要求は、PCI Expressアドレス・テーブル・パラメーターで定義された範囲内の任意のアドレスで開始可能です。ブリッジは、4 KBの境界をまたぐ着信バーストライトを少なくとも2つの別個のPCI Expressパケットに分割します。ブリッジは、必要に応じてさらにパケットをセグメント化することにより、PCI Express側の最大ペイロードのルート・コンプレックス要件も考慮します。
このブリッジは、次のバイト・イネーブル規則に従うために、1より大きいバーストカウントを持つAvalon-MMライト要求を必要とします。
- Avalon-MMバイト・イネーブルは、バーストの最初のqwordにアサートする必要があります。
- 後続のバイト・イネーブルはすべて、バイト・イネーブルがディアサートされるまでアサートされる必要があります。
- Avalon-MMバイト・イネーブルはアサート可能ですが、バーストの最後のqwordにのみアサート可能です。
注: PCI Expressのスループットを向上させるには、Intelではバイト・イネーブルの制限を持たないAvalon-MMバーストマスターの使用を推奨しています。