インテル® Arria® 10デバイス・データシート

ID 683771
日付 6/26/2020
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ドキュメント目次

SPIタイミングの特性

表 63.   インテル® Arria® 10デバイスのSPIマスターのタイミング要件 rx_sample_dly レジスターをプログラムすることにより、入力遅延タイミングを調整できます。
シンボル 説明 最小値 標準値 最大値 単位
Tclk SPI_CLKクロック周期 16.67 ns
Tdutycycle SPI_CLKデューティー・サイクル 45 50 55 %
Tdssfrst 89 最初のSPI_CLKエッジにアサートされたSPI_SS 1.5 × TSPI_CLK – 2 ns
Tdsslst 89 SPI_SSがデアサートされた最後のSPI_CLKエッジ TSPI_CLK – 2 ns
Tdio Master-out slave-in (MOSI) 出力遅延 -1 1 ns
Tsu 90 SPI_CLKキャプチャー・エッジに関する入力設定 16 – (rx_sample_dly × Tspi_ref_clk) 91 92 ns
Th 90 SPI_CLKキャプチャー・エッジに関する入力ホールド 0 ns
Tdssb2b 2つのバック・ツー・バック転送 (フレーム) 間のスレーブ選択デアサートの最小遅延 1 SPI_CLK
図 8. SPIマスター出力のタイミング図
図 9. SPIマスター入力のタイミング図
表 64.   インテル® Arria® 10デバイスのSPIスレーブのタイミング要件
シンボル 説明 最小値 標準値 最大値 単位
Tclk SPI_CLKクロック周期 20 ns
Tdutycycle SPI_CLKデューティー・サイクル 45 50 55 %
Ts SPIスレーブ入力セットアップ時間 5 ns
Th SPIスレーブ入力ホールド時間 8 ns
Tsuss 最初のSCLK_INエッジにアサートされたSPI_SS 5 ns
Thss SPI_SSがデアサートされた最後のSCLK_INエッジ 5 ns
Td Master-in slave-out (MISO) 出力遅延 2×Tspi_ref_clk + 5.3 93 3 × Tspi_ref_clk + 11.8 93 ns
図 10. SPIスレーブ出力のタイミング図
図 11. SPIスレーブ入力のタイミング図
89 SPI_SSの動作は、Motorola SPI、TI SSP、またはMicrowire動作モードによって異なります。
90 キャプチャー・エッジは動作モードによって異なります。Motorola SPIの場合、キャプチャー・エッジは、scpol レジスタービットによっては立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジとなります。TI SSPの場合、キャプチャー・エッジは立ち下がりエッジとなり、Microwireの場合、キャプチャー・エッジは立ち上がりエッジとなります。
91 0のA rx_sample_dly 値は無効な設定です。
92 SPI_REF_CLK は、SPI Slaveの内部リファレンス・クロック l4_main_clk です。
93 SPI_REF_CLK は、SPI Slaveの内部リファレンス・クロック l4_main_clk です。