インテルのみ表示可能 — GUID: usv1478537588162
Ixiasoft
2.2. インテル® HLSコンパイラーのデザイン例を実行する (Windows)
Windowsシステムで インテル® HLSコンパイラーのデザイン例を実行するには、次の手順に従います。
- ターミナルセッションを開始し、 インテル® HLSコンパイラー環境を初期化します。
環境の初期化については、インテル HLSコンパイラー・プロ・エディション環境を初期化する を参照してください。
- <quartus_installdir>/hls/examples/<design_example_name> ディレクトリーに移動します。ここで <quartus_installdir> は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアをインストールしたディレクトリーです。
例: C:\intelFPGA_pro\22.3
- build.bat test-x86-64 コマンドを実行します。このコマンドでは、C++ ソースコードをx86-64バイナリー実行可能ファイルにコンパイルします。次に、生成された実行可能ファイルをCPUで実行します。
make test-x86-64 コマンドの実行後に予想される結果は次のとおりです。
- バイナリーの生成に使用されたコマンドがコンソールに表示されます。例: i++ -march=x86-64 -o test-x86-64 <source_files>
- HLSコンパイラーによって、実行可能ファイル (例: test-x86-64) が、現在の作業ディレクトリーに作成されます。
- 実行可能ファイルの出力がコンソールに表示され、正常に実行されたことが分かります。
C:\intelFPGA_pro\22.3\hls\examples\QRD>build.bat test-x86-64 i++ --fpc --fp-relaxed -march=x86-64 MGS.cpp QRD_Testbench.cpp TestbenchHelpers.cpp -o test-x86-64.exe Run test-x86-64.exe to execute the test.
- build.bat test-fpga コマンドを実行します。このコマンドでは、C++ ソースコードをハードウェア実行可能ファイルにコンパイルし、その後、生成されたHDLのシミュレーションを実行します。
build.bat test-fpga コマンドの実行後に予想される結果は次のとおりです。
- テストベンチ・バイナリーの生成に使用されたコマンドがコンソールに表示されます。例: i++ -march="<FPGA_family_or_part_number>" <source_files> -o test-fpga.
- HLSコンパイラーによって、 .prj ディレクトリー (例: test-fpga.prj) が現在作業中のディレクトリーに作成されます。
- 実行可能ファイルの出力がコンソールに表示され、正常に実行されたことが分かります。
C:\intelFPGA_pro\22.3\hls\examples\QRD>build.bat test-fpga i++ --fpc --fp-relaxed -march=Arria10 MGS.cpp QRD_Testbench.cpp TestbenchHelpers.cpp -o test-fpga.exe Run test-fpga.exe to execute the test.