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1.1.1. インテル® HLSコンパイラー・プロ・エディションの下位互換性
インテル® HLSコンパイラー・プロ・エディションのバージョン22.3は、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのバージョン22.3、バージョン22.2、バージョン22.1、およびバージョン17.1.1と互換性があります。この下位互換性により、 インテル® HLSコンパイラーによって生成されたRTLの改善を活用することができます。このとき、現在のFPGA開発環境の他の部分を変更する必要はありません。
インテル® HLSコンパイラー・プロ・エディション・バージョン22.3を古いバージョンの インテル® Quartus® Primeプロ・エディションにインストールするには、次の手順を実行します。
- 既存の <quartus_installdir> 1/hls ディレクトリーをバックアップします。例えば、 <quartus_installdir>/hls から <quartus_installdir>/hls_old に名前を変更します。
- インテルFPGAソフトウェア・ダウンロード・センターからお使いのエディションの インテル® Quartus® Primeを選択し、Additional Softwareのタブから インテル® 高位合成コンパイラーのスタンドアロン・インストール・パッケージをダウンロードします。
- インテル® HLSコンパイラーのスタンドアロン・インストーラーを実行します。プロンプトが表示されたら、<quartus_installdir> ディレクトリーを指定します。
- (Linuxのみ) インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのバージョン21.2以前を使用していて、 インテル® HLSコンパイラーでコンポーネントのシミュレーションを行う際に、 インテル® Quartus® Prime ( ModelSim* - Intel® FPGA Edition) に付属の32ビット Mentor Graphics* ModelSim* ソフトウェアを使用する場合は、必要な追加の32ビット・ライブラリーがインストールされていることを確認します。インストールする場合は、次のコマンドを実行します。
- Red Hat* Enterprise Linux* 8
$ sudo yum install -y glibc.i686 glibc-devel.i686 libX11.i686 \ libXext.i686 libXft.i686 libgcc.i686 libgcc.x86_64 \ libstdc++.i686 libstdc++-devel.i686 ncurses-devel.i686 \ qt.i686
- SUSE* Linux Enterprise Server 12
Red Hat* Linux向けに記載されている同等パッケージ、または代替パッケージを入手します。
- Red Hat* Enterprise Linux* 8
以前のバージョンの インテル® HLSコンパイラーに戻すには、バックアップ・ディレクトリーの名前を変更します。どのバージョンの インテル® HLSコンパイラーでも、 <quartus_installdir>/hls ディレクトリーにあれば、 インテル® HLSコンパイラーのアクティブなバージョンです。
1 ここで <quartus_installdir> は、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディションデザインスイートをインストールしたディレクトリーです。例えば、 C:\intelFPGA_pro\22.3 です。