Intel Agilex® 7コンフィグレーションのユーザーガイド

ID 683673
日付 4/28/2023
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ドキュメント目次

3.1.7.2.1. PFL IIパラメーター

表 25.  PFL IIのGeneralパラメーター
オプション 説明
Which operation mode will you be using?
  • Flash Programming
  • FPGA Configuration
  • Flash Programming and FPGA Configuration
フラッシュ・プログラミングおよびFPGAコンフィグレーションを1つのIPコアで制御するのか、またはこれらの機能を個々のブロックと機能で個別に制御するのかのOperatingモードを指定します。
What is the targeted flash?
  • CFI Parallel Flash
  • Quad SPI Flash

PFL IPコアに接続するフラッシュ・メモリー・デバイスを指定します。

Set flash bus pins to tri-state when not in use
  • On
  • Off
PFL IPコアがフラッシュメモリーへのアクセスを必要としない場合、PFL IPコアがフラッシュ・メモリー・デバイスとインターフェイスしているすべてのピンをトライステートにすることを可能にします。
表 26.   CFIパラレルフラッシュ用のPFL II フラッシュ・インターフェイス設定パラメーター これらの設定は、ターゲットフラッシュとしてCFI Parallel Flashが選択されている場合にのみ使用できます。
オプション 説明
How many flash devices will be used?
  • 1~16
PFL IPコアに接続するフラッシュ・メモリー・デバイスの数を指定します。
What's the largest flash device that will be used?
  • 8 Mbit~4 Gbit

FPGAコンフィグレーションにプログラミングまたは使用されるフラッシュ・メモリー・デバイスの集積度を指定します。PFL IPコアに複数のフラッシュ・メモリー・デバイスが接続されている場合は、最大のフラッシュ・メモリー・デバイスの集積度を指定します。

デュアルモードCFIおよびNANDフラッシュデバイスの場合、2つのCFIフラッシュの集積度の合計に相当する集積度を選択します。例えば、2つの512 MBのCFI フラッシュを使用する場合、CFI 1 Gbitを選択します。

What is the flash interface data width
  • 8
  • 16
  • 32

フラッシュデータ幅をビット単位で指定します。フラッシュデータ幅は、使用するフラッシュ・メモリー・デバイスによって異なります。複数のフラッシュ・メモリー・デバイスをサポートするには、データ幅は接続されているすべてのフラッシュ・メモリー・デバイスで同一である必要があります。

CFIフラッシュの場合、2つのCFIフラッシュのデータ幅の合計に相当するフラッシュデータ幅を選択します。例えば、デュアルP30またはP33ソリューションをターゲットにしている場合、各CFIフラッシュデータ幅が16ビットであるため、32 bitsを選択する必要があります。

Allow user to control FLASH_NRESET pin
  • On
  • Off

フラッシュ・メモリー・デバイスのリセットピンに接続するために、PFL IPコアに flash_nreset ピンを作成します。Low信号はフラッシュ・メモリー・デバイスをリセットします。バーストモードでは、このピンはデフォルトで使用可能です。

表 27.   クアッド SPI フラッシュの PFL II フラッシュ インターフェイス設定パラメーターこれらの設定は、クワッド SPI フラッシュがターゲット フラッシュとして選択されている場合にのみ使用できます。
オプション 説明
How many flash devices will be used?
  • 1
  • 2
  • 4
  • 8
PFL II IP コアに接続されているフラッシュ・メモリー・デバイスの数を指定します。
What's the Quad SPI flash device manufacturer?
  • Micron
  • Macronix

クアッド SPI フラッシュデバイスの製造元を指定します。

What is the Quad SPI flash device density?
  • QSPI 8 Mbit
  • QSPI 16 Mbit
  • QSPI 32 Mbit
  • QSPI 64 Mbit
  • QSPI 128 Mbit
  • QSPI 256 Mbit
  • QSPI 512 Mbit
  • QSPI 1 Gbit
  • QSPI 2 Gbit
プログラムするか、FPGA コンフィギュレーションに使用するフラッシュ・メモリー・デバイスの密度を指定します。 Macronix フラッシュ・メモリー・デバイスの場合、2 G ビットのフラッシュメモリーを搭載したデバイスのみが PFL II IP コアでサポートされます。
表 28.  PFL II Flash Programmingパラメーター
オプション 説明
Flash programming IP optimization target
  • Area
  • Speed
フラッシュ・プログラミングIPの最適化を指定します。Speedに対してPFL IPコアを最適化する場合、フラッシュのプログラミング・タイムは短縮されますが、IPコアではより多くのLEを使用します。Areaに対してPFL IPコアを最適化する場合、IPコアでのLEの使用量は少なくなりますが、フラッシュのプログラミング・タイムは長くなります。
Flash programming IP FIFO size
  • 16
  • 32
フラッシュ・プログラミングIPの最適化にSpeedを選択した場合、FIFOサイズを指定します。PFL IPコアは追加のLEを使用して、フラッシュ・プログラミング中にデータをプログラミングするために、一次的なストレージとしてFIFOを実装します。FIFOサイズが大きいほど、プログラミング・タイムは短くなります。
Add Block-CRC verification acceleration support
  • On
  • Off
検証を高速化するためのブロックを追加します。
表 29.  PFL II FPGA Configurationパラメーター
オプション 説明
What is the external clock frequency? 入力クロックの周波数を指定します。 FPGAをコンフィグレーションするためのIPコアに対してユーザーが提供するクロック周波数を指定します。クロック周波数は、FPGAがコンフィグレーションに対して許容できる最大クロック (DCLK) 周波数の2倍を超えてはいけません。PFL IPコアは、入力クロックの最大周波数を2で分周できます。
What is the flash access time? フラッシュ・データシートからアクセス時間を提供します。

フラッシュアクセス時間を指定します。この情報は、フラッシュのデータシートから入手できます。 Intelは、必要な時間以上のフラッシュアクセス時間を指定することをお勧めします。

CFIパラレルフラッシュに向けた単位はnsで、NANDフラッシュに向けた単位はusです。NANDフラッシュはバイトではなくページを使用するため、より長いアクセスタイムを必要とします。このオプションは、クアッドSPIフラッシュではディスエーブルされます。

What is the byte address of the option bits, in hex? オプションビットのバイトアドレスを指定します。

フラッシュメモリーのオプションビットの開始アドレスを指定します。開始アドレスは 8 KB 境界にある必要があります。このアドレスは、.sofから.pofへの変換時に指定したビット・セクター・アドレスと同じでなければなりません。

詳しくは、Storing Option Bitsを参照してください。

Which FPGA configuration scheme will be used?
  • Avalon® -ST x8
  • Avalon® -ST x16
  • Avalon® -ST x32
係数幅を指定します。
What should occur on configuration failure?
  • Halt
  • Retry same page
  • Retry from fixed address
コンフィグレーションが失敗した後のコンフィグレーション動作を指定します。
  • Haltを選択すると、FPGAコンフィグレーションは失敗後に完全に停止します。
  • Retry same pageを選択すると、PFL IPコアは同じページの失敗データを使ってFPGAをリコンフィグレーションします。
  • Retry from fixed addressを選択すると、PFL IPコアは失敗があった次のオプションフィールドの固定アドレスからのデータで、FPGAをリコンフィグレーションします。
What is the byte address to retry from failure Configuration failureオプションでRetry from fixed addressを選択した場合、このオプションは、コンフィグレーションが失敗した際に、II IPコアがリコンフィグレーションから読み出すフラッシュアドレスを指定します。
Include input to force reconfiguration
  • On
  • Off
FPGAのリコンフィグレーションをイネーブルするために、オプションのリコンフィグレーション入力ピン (pfl_nreconfigure) を含めます。
Enable watchdog timer on Remote System Update support
  • On
  • Off
リモート・システム・アップグレードのサポート用に、ウォッチドッグ・タイマーをイネーブルします。このオプションをオンにすると、pfl_reset_watchdog 入力ピンと pfl_watchdog_error 出力ピンがイネーブルされ、ウォッチドッグ・タイマーがタイムアウトするまでの期間を指定します。このウォッチドッグ・タイマーは、pfl_clk frequency 周波数で動作するタイムカウンターです。
Time period before the watchdog timer times out ウォッチドッグ・タイマーのタイムアウト期間を指定します。デフォルトのタイムアウト期間は、100 msです。
Use advance read mode?
  • Normal mode
  • Intel Burst mode
  • 16 byte page mode (GL-S only)
  • 32 byte page mode (MT28EW)
This option improves the overall flash access time for the read process during the FPGA configuration.
  • Normal mode—applicable for all flash memory
  • Intel Burst mode—Applicable for devices that support bursting. Reduces sequential read access time
  • 16 byte page mode (GL-S only)—applicable for Infineon GL-S flash memory only
  • 32 byte page mode (MT28EW)—applicable for MT28EW only
For more information about the read-access modes of the flash memory device, refer to the respective flash memory data sheet.
Latency count
  • 3
  • 4
  • 5
Intel Burst modeのレイテンシー・カウントを指定します。