インテルのみ表示可能 — GUID: ssf1557106741759
Ixiasoft
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3.6. デバイスのバーティカル・マイグレーション
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
---|---|---|
1 | デバイスのバーティカル・マイグレーションの可否および要件について検討します。 | |
2 | Intel Agilex FPGA External Memory Interface Overviewおよびインテル® FPGA 向け外部メモリー・インターフェイスIP - サポート・センターのウェブページを参照します。 |
インテルAgilexデバイスでは、同一パッケージ内でのバーティカル・マイグレーションをサポート しています。集積度が異なるデバイスへのマイグレーションが可能なのは、デバイスの専用入力ピン、コンフィグレーション・ピン、および電源ピンが特定のパッケージに対して同じ場合です。この機能により、将来のアップグレードやデザイン変更にボードレイアウトの変更が不要になります。これは、ボード上のFPGAを集積度の異なるインテルAgilexデバイスに置き換えることができるためです。
デザインを他のデバイス集積度に移行するオプションが必要かどうかを判断します。デバイスの集積度とパッケージを選択し、将来のデバイス・マイグレーションに対応することにより、デザインが完成に近づいたときに柔軟性を持たせることができます。マイグレーションの可能性がある場合は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでオプションを指定します。これは、デザインサイクルの開始時、または インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでデバイス・マイグレーションの選択が可能になった時点で行ってください。マイグレーション・デバイスを選択すると、デザインのピン配置が影響を受けることがあります。これは、Fitterでデザインと選択デバイスとの互換性を保証するためです。マイグレーション・デバイスの追加は、デザインサイクルの後半でも可能です。しかしその場合は、ピン・アサインメントの確認に余分な労力がかかります。また、場合によっては、デザインまたはボードレイアウトを変更して、それを新しいターゲットデバイスに適合させる必要があります。このような問題の検討は、デザインサイクルの早い段階で行う方が、最後にデザインが完成に近づいてマイグレーションの準備ができたときにするより簡単です。
インテル® Quartus® Prime Pin Plannerでは、マイグレーション・デバイスで機能を変更するピンを強調表示して、現在選択されているデバイスと比較します。