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7.5. Lightweight HPS-to-FPGAブリッジ
Lightweight HPS-to-FPGAブリッジは、FPGAファブリックへの低パフォーマンス・インターフェイスを提供します。このインターフェイスは、ソフト・ペリフェラルのコントロールおよびステータスレジスターへのアクセスに役立ちます。このブリッジは、2MBのアドレススペースと、FPGAファブリックに実装されているロジック、ペリフェラル、およびメモリーへのアクセスを提供します。 Cortex*-A53 MPCoreプロセッサー、ダイレクト・メモリー・アクセス (DMA) コントローラー、およびデバッグ・アクセス・ポート (DAP) では、Lightweight HPS-to-FPGAブリッジを使用してFPGAファブリックまたはNoCのレジスターにアクセスすることができます。
Lightweight HPS-to-FPGAブリッジは、32ビットの固定データ幅を備えています。
Lightweight HPS-to-FPGAブリッジは、FPGAファブリックへの二次的な低パフォーマンス・マスター・インターフェイスとして使用します。幅が固定されており、アドレススペースが小さいため、Lightweightブリッジは、FPGAペリフェラルへのメモリーマッピングされたレジスターアクセスなどの低帯域幅トラフィックに効果的です。この手法により、高性能なHPS-to-FPGAブリッジからトラフィックを分離し、レジスターアクセスのレイテンシーと全体的なシステム・パフォーマンスを改善することができます。
| ブリッジのプロパティー | 値 |
|---|---|
| データ幅 |
32ビット |
| クロックドメイン |
h2f_lw_axi_clock |
| アドレス幅 |
32ビット |
| ID幅 |
4ビット |
| 許容される読み出し |
16トランザクション |
| 許容される書き込み |
16トランザクション |
| 許容合計 |
16トランザクション |
Lightweight HPS-to-FPGAブリッジは、プラットフォーム・デザイナーおよびIP Catalogで利用可能なHPSコンポーネント・パラメーター・エディターでコンフィグレーションすることができます。HPSコンポーネントのパラメーター・エディターでは、FPGAのビットストリームに一致するブリッジプロトコルを設定することができます。