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Ixiasoft
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17.7.2. EMAC FPGAインターフェイスの初期化
FPGAインターフェイスは一般的に、有効なPHYクロックを使用してユーザーモードでアクティブにする必要があります。イーサネット・コントローラーは、静的コンフィグレーション時にリセット状態である必要があります。また、イーサネット・コントローラーのリセットが終了する前に、クロックがアクティブで有効になっている必要があります。
- HPSがコールドリセットまたはウォームリセットから解放されたら、リセット・マネージャーのper0modrstレジスターで適切なemac*ビットを設定し、イーサネット・コントローラー・モジュールをリセットします。
- クロック・マネージャーの適切なレジスターをプログラミングし、EMACコントローラーのクロックを250MHzにコンフィグレーションします。
- イーサネットPHYのリセットを解除し、PHYでRXクロックとTXクロックを生成できるようにします。
FPGA GMII/MIIインターフェイスを使用する場合は、EMACのリセットを解除する前に、PHYからEMACへの安定したRXクロック (emac_clk_rx_i) およびTXクロック (emac_clk_tx_i) の供給が必要です。
検証するレジスターはありませんが、次のカスタム・ロジック・ブロックを作成してクロスチェックを行うことができます。- Signal Tapを使用して確認する、もしくはRXクロックとTXクロックをクロックソースとして単純なカウンターブロックを作成し、実行されているかを確認することができます。
- PTPクロックソースがFPGAから提供されている場合は、FPGAのf2h_ptp_ref_clkがアクティブであることを確認します。
- ソフトGMII/MIIアダプターは、アクティブなクロックが伝播している状態でロードする必要があります。FPGAはユーザーモードにコンフィグレーションされている必要があります。また、ユーザーソフトFPGA IPへのリセットが、PHYクロックをHPSに伝播するために必要な場合があります。
- すべてのクロックソースが有効になったら、次のクロック設定を適用します。
- システム・マネージャーのemac*レジスターのphy_intf_selフィールドを0x0にプログラミングし、GMII/MII PHYインターフェイスを選択します。
- PTPクロックソースがFPGAから提供されている場合は、システム・マネージャーのemac_globalレジスターでptp_clk_selビットを0x1に設定します。
- システム・マネージャーのfpgaintf_en_3レジスターでemac_*ビットを設定し、イーサネット・コントローラーFPGAインターフェイスを有効にします。
- ユーザーがデフォルト値とは異なる設定を必要とする場合は、EMACの静的設定をすべてコンフィグレーションします。この設定には、AxPROT[1:0] 信号およびAxCACHE信号の値が含まれます。これらの値は、システム・マネージャーのemac*レジスターでプログラミングされます。
- 設定が有効であることを確認後、ソフトウェアでリセット・マネージャーのper0modrstレジスターのemac*ビットをクリアして、EMACのリセットを解除することができます。