インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 11/12/2021
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

インテルのみ表示可能 — GUID: dyw1621434002164

Ixiasoft

ドキュメント目次

7.3.5.2.2. FPGA-to-HPS CCUからSDRAM/OCRAMメモリー (キャッシュ割り当てあり)

ロジックでキャッシュ割り当てのあるトランザクションを発行した場合は、CCUによってコヒーレンシーが維持され、キャッシュへの割り当てが行われます。これは、コヒーレンシーを維持し、システムにおいて最小限のレイテンシーでデータを利用できるようにする場合に役立ちます。これにより、マスターはトランザクションごとに外部メモリーにアクセスすることがなくなります。

読み出し

  • キャッシュヒットの場合、読み出しデータはキャッシュから返されます。
  • キャッシュミスの場合、読み出しデータはメインメモリーから返され、キャッシュに割り当てられます (格納されます)。
属性 備考
ARDOMAIN[1:0] ’b01 内部共有可能
ARBAR[1:0] ‘b00 通常のアクセス、バリアが考慮されます
ARSNOOP[3:0] ‘b0000 ReadOnce
ARCACHE[3:0] ‘b1111 Write-back Read-allocate
AxUSER[7:0] ‘b00000100 0x04 = CCU
AxPROT[2:0] ‘b011または‘b010

特権アクセス、セキュアアクセス、データアクセス

(非特権アクセスの場合は‘b010)

AxLEN[7:0]  

バースト長

WRAPバーストタイプは、1、2、4、8、または16の転送にする必要があります

INCRバーストタイプは1から256の転送です

AxSIZE[2:0]   転送のバイト数は、データバス幅と同じにする必要があります
AxBURST[1:0] ‘b01または‘b10 INCR (‘b01) またはWRAP (‘b10) にする必要があります
AxLOCK[1:0] ‘b00 通常のアクセスにする必要があります
AxQOS   ドントケア

書き込み

  • キャッシュヒットの場合、書き込みデータはキャッシュに格納されます。
  • キャッシュミスの場合、書き込みデータはキャッシュに割り当てられます (格納されます)。
属性 備考
AWDOMAIN[1:0] ’b01 内部共有可能
AWBAR[1:0] ‘b00 通常のアクセス、バリアが考慮されます
AWSNOOP[2:0] ‘b000 WriteUnique (WriteLineUniqueの場合は‘b001)
AWCACHE[3:0] ‘b1111 Write-back Write-allocate
AxUSER[7:0] ‘b00000100 0x04 = CCU
AxPROT[2:0] ‘b011または‘b010

特権アクセス、セキュアアクセス、データアクセス

(非特権アクセスの場合は‘b010)

AxLEN[7:0]  

バースト長

WRAPバーストタイプは、1、2、4、8、または16の転送にする必要があります

INCRバーストタイプは1から256の転送です

AxSIZE[2:0]   転送のバイト数は、データバス幅と同じにする必要があります
AxBURST[1:0] ‘b01または‘b10 INCR (‘b01) またはWRAP (‘b10) にする必要があります
AxLOCK[1:0] ‘b00 通常のアクセスにする必要があります
AxQOS   ドントケア