インテル® Agilex™ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル

ID 683567
日付 1/25/2020
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ドキュメント目次

15.5.2.6.4. パイプラインの先書きに向けた単一領域のセットアップ

パイプラインの先書きに向けて領域を設定するには、以下の作業を行います。
  1. コマンドレジスターに書き込み、CMD_MAPフィールドを2に、そしてBLK_ADDRフィールドを、先書きするブロックアドレスの開始アドレスに設定します。
  2. Dataレジスターに0x21<PP> を書き込みます。この1の値はこのコマンドを先書きとして設定し、<PP> は先書きするページの数です。ページはブロック境界を越えてはなりません。ブロック境界を越えた場合、NANDフラッシュ・コントローラーはサポートされていないコマンド割り込み (unsup_cmd) を生成し、コマンドをドロップします。

先書きを設定後、MAP01コマンドを使用してデータを書き込みます。MAP01コマンドでは、先書きのものと同じ開始アドレスを指定します。

パイプラインの先書き要求の後に受信した書き込みコマンドが、先書きされたページに対するものではない場合、割り込みビットが1に設定され、パイプライン先読みまたは先書きレジスターがクリアされます。書き込みロジックをコンフィグレーションするには、パイプライン先書き要求を新たに発行する必要があります。

NANDフラッシュ・コントローラーがアイドル状態に戻る前に、MAP01コマンドを使用して、先書きされたデータをすべて書き込む必要があります。