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インテルのみ表示可能 — GUID: sqj1481130157406
Ixiasoft
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16.5.10.2. カードの読み出ししきい値のプログラミング・シーケンス
カードの読み出ししきい値の機能を効果的に使用し、カードからのデータブロック読み出しの途中でFIFOがフルの状態になりカードクロックが停止しないようにするには、次の手順に従います。†
- 4バイトの倍数でブロックサイズを選択します。†
- カードの読み出ししきい値の機能を有効にします。カードの読み出ししきい値は、該当する転送のブロックサイズがFIFOバッファーの合計深度以下である場合にのみ有効にすることができます。†
(ブロックサイズ / 4) ≤ 1024†
- カードの読み出ししきい値の値を選択します。†
- (ブロックサイズ / 4) ≥ 512の場合、cardrdthresholdは次のように選択します。†
- cardrdthreshold ≤ バイト単位の (ブロックサイズ / 4)†
- (ブロックサイズ / 4) < 512の場合、cardrdthresholdは次のように選択します。†
- cardrdthreshold = バイト単位の (ブロックサイズ / 4) †
- (ブロックサイズ / 4) ≥ 512の場合、cardrdthresholdは次のように選択します。†
- fifothレジスターのdw_dma_multiple_transaction_sizeフィールドを、1つのDMAトランザクションを構成する転送数に設定します。例えば、サイズ = 1は4バイトを移動することを意味します。サイズに対して可能な値は、1、4、8、16、32、64、128、または256転送です。サイズは、値 (ブロックサイズ / 4) が均等に分割されるように選択します。†
- fifothレジスターのrx_wmarkフィールドを、サイズから1を引いた値に設定します。†
例えば、使用するブロックサイズが512バイトの場合、dw_dma_multiple_transaction_sizeおよびrx_wmarkの有効な値は次の表のとおりです。
ブロックサイズ | dw_dma_multiple_transaction_size | rx_wmark |
---|---|---|
512 |
1 |
0 |
512 |
4 |
3 |
512 |
8 |
7 |
512 |
16 |
15 |
512 |
32 |
31 |
512 |
64 |
63 |
512 |
128 |
127 |