AN 901: インテル® Agilex™ FPGA EタイルJESD204C RX IPを備えたアナログ-デジタル・コンバーターのデュアル・リンク・デザインの実装
ID
683537
日付
9/21/2020
Public
インテルのみ表示可能 — GUID: hjb1576739310435
Ixiasoft
1.3.1.1. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のデザイン例プラットフォーム・デザイナーシステムの編集
1.3.1.2. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のデザイン例トップレベルのHDLの編集
1.3.1.3. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のTXシミュレーション・モデルプラットフォーム・デザイナーシステムの編集
1.3.1.4. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のTXシミュレーション・モデルのトップレベルのHDLの編集
1.3.1.5. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のシミュレーション・テストベンチの編集
1.3.1.6. シミュレーション波形へのIP信号の追加
1.3.1.7. シミュレーション・スクリプトの更新
1.3.1.8. デュアル・リンク・デザインのシミュレーション
1.3.1.9. シミュレーション結果の表示
インテルのみ表示可能 — GUID: hjb1576739310435
Ixiasoft
1.3.2.1. インテルAgilexデュアルリンクへの同期ADC用のデザイン例プラットフォーム・デザイナーシステムの編集
- 生成されたデザイン例の インテル® Quartus® Primeプロジェクトの intel_j204c_ed_rx.qpf を ed/quartus/ フォルダーで開きます。
- プラットフォーム・デザイナーで、トップレベル・システムの j204c_rx_ss.qsys を開きます。RX .qsys ファイルは、ed/rtl/rx/ フォルダーに位置しています。
- System Viewタブで、j204c_rx_ip インスタンスを右クリックし、Drill into Subsystemを選択します。これにより、j204c_rx_ip プラットフォーム・デザイナーサブシステムが開きます。
- intel_jesd204c コンポーネントを右クリックして、Duplicateを選択します。
これは、JESD204C Intel FPGA IPを複製します。複製されたIPの名前を intel_jesd204c_1 に変更します。注: プラットフォーム・デザイナーが次のプロンプト、Do you want to also duplicate the IP Variant file on the disk? を表示する場合は、Noを選択します。これは、複製されたJESD204C Intel FPGA IPが元のJESD204C Intel FPGA IPと同じパラメーターを持っているためです。
- j204c_tx2rx_lbdata を除くすべてのJESD204C Intel FPGA IPをエクスポートします。
- 階層の1つ上のレベルを j204c_rx_ss に移動させます。これは、プラットフォーム・デザイナーシステムのトップレベルです。
- 次の表に示すように、複製されたIPポートを接続します。
複製されたIPのポート 接続 j204c_rx_phy_rst_n rst_seq_1.reset_out0 j204c_pll_refclk refclk_xcvr.out_clk 4 j204c_reconfig_clk mgmt_clk.out_clk j204c_reconfig_reset reset_controller_0.reset_out j204c_reconfig jtag_avmm_bridge.master
j204c_rx_avs_clk mgmt_clk.out_clk j204c_rx_avs_rst_n rst_seq_1.reset_out0 j204c_rx_avs mm_bridge.m0 j204c_rxlink_clk ed_control.rxlink_clk j204c_rxframe_clk rxframe_clk.out_clk - 元のJESD204C IPの j204c_rx_avs_rst_n ポートの接続を rst_seq_1.reset_out0 に変更します。
注: PHYのリセットと同時に、IP制御およびステータスレジスター (CSR) のAvalonメモリーマップド・インターフェイス・リセットをアサートできます。JESD204C Intel FPGA IP User Guide内のJESD204C TX/RX Reset Sequenceの図を参照してください。
- System ViewタブのExport列でDouble-click to exportをクリックすることによって、残りのポートをエクスポートします。
- アドレスマップで、j204c_rx_avs および j204c_reconfig インターフェイスの開始アドレスを調整して、他のコンポーネントまたはインターフェイスと競合しないようにします。例えば、次の表に示すように、intel_jesd204c_1 IPの開始アドレスを 0x000d_0400 に設定できます。
表 4. システムコンソール制御を使用したデザイン例の同期ADC-FPGAデュアルリンクのアドレスマップ jtag_avmm_bridge.master mm_bridge.m0 j204c_rx_ip.intel_jesd204c_j204c_rx_avs 該当なし 0x000d_0000 – 0x000d_03ff j204c_rx_ip.intel_jesd204c_1_j204c_rx_avs 該当なし 0x000d_0400 – 0x000d_07ff j204c_rx_ip.intel_jesd204c_j204c_reconfig 0x0200_0000 – 0x021f_ffff 5 該当なし j204c_rx_ip.intel_jesd204c_1_j204c_reconfig 0x0220_0000 – 0x023f_ffff 5 該当なし - デザイン内の後続のリンクに対して、手順4 から手順10 を繰り返します。
- Generate HDLをクリックして、 インテル® Quartus® Primeのコンパイルに必要なデザインファイルを生成します。
- GenerateおよびYesをクリックして、デザインファイルを保存および生成します。
- HDLの生成が完了したら、メニューからGenerateを選択して、Show Instantiation Template…を選択し、Copyをクリックします。
- j204c_rx_ss プラットフォーム・デザイナーのインスタンス化テンプレートをテキストエディターに貼り付けます。
トップレベルのHDLでインスタンス化されたプラットフォーム・デザイナーポートを更新する必要があります。
- HDLの生成が完了したら、Finishをクリックしてプラットフォーム・デザイナーの設定を保存し、プラットフォーム・デザイナーウィンドウを終了します。
4 異なるトランシーバー・タイルに位置するトランシーバー・チャネルで同じトランシーバー・リファレンス・クロック・ピンを共有することはできません。この場合、プラットフォーム・デザイナーで複数の refclk_xcvr クロックソースをインスタンス化し、それらを異なるトランシーバー・タイルのトランシーバー・リファレンス・クロック・ピンに接続する必要があります。
5 PHYリコンフィグレーション・インターフェイスのアドレススパンは、トランシーバー・チャネルの数によって異なります。