オープン・プログラマブル・アクセラレーション・エンジンに向けたネットワーキング・インターフェイス: インテル®プログラマブル・アクセラレーション・カード (インテル® Arria® 10 GX FPGA 搭載版)

ID 683532
日付 8/05/2019
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ドキュメント目次

2. AFUのデザイン

インテル® PAC (インテル® Arria® 10 GX FPGA 搭載版) でネットワーク・ポート・フィーチャーを有効にするには、次の表にあるMACおよびPHY IPブロックをAFUに実装する必要があります。

表 1.  必要なMACおよびPHY IPブロック

ネットワーク・ポートのモード

AFUで必要なIPブロック

HSSI PHYモード

4x10GBASE-SR

AFUでサポートされるチャネル (最大4) ごとに1つの10 GbE MAC

4x10GBASE-SR PCS/PMA

40GBASE-SR4

1つの40 GbE MAC

1つの40 GbEフィジカル・コーディング・サブレイヤー (PCS) PHY

40GBASE-SR4 PMA-only

AFUはまた、上記のネットワークIPブロックのほかに、次のサポート・インフラストラクチャーを実装する必要があります。

  • ホストまたはローカルメモリー、AFUワークロード・ストリーム、およびネットワーク・ポート間でデータを移動するために必要なクライアント側のデータ・インターフェイスとDMA
  • MAC/PHYコントロールおよびステータスレジスター (CSR)、ネットワーク統計、および同様の情報へのホストアクセスのためのMMIOアクセス (cci-pデバイス・インターフェイスを介して)

FIMは、cci-pおよびhssiデバイス・インターフェイスを介し、クライアントおよびPHYインターフェイスにクロックリソースを提供します。

このセクションではそのほかにも、hssiデバイス・インターフェイスについて、およびhssiインターフェイスを使用しAFUに実装されているMACおよびPHY IPをHSSI PHYに接続する方法について説明します。