Multi Channel DMA Intel® FPGA IP for PCI Express* デザイン例のユーザーガイド

ID 683517
日付 10/06/2023
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ドキュメント目次

x4 BASの場合
  1. rte_pmd_mcdma.h(dpdk/drivers/net/mcdma/rte_pmd_mcdma.h) でPCIe_SLOT「2」を設定します。
  2. X4 BASはデフォルトで32のバースト長をサポートします。perfq_app.h (dpdk/examples/mcdma-test/perfq/perfq_app.h) ファイルは次のようになります。
    #define IFC_MCDMA_BAS_X4_BURST_LENGTH 32
ハードウェアでBASのサポートが有効になっている場合は、dpdk/dpdk/drivers/net/mcdma/rte_pmd_mcdma.h で次のフラグを有効にします。
#define PCIe_SLOT 0 /* 0 – x16, 1 – x8, 2 - x4 */
software/dpdk/dpdk/patches/v20.05-rc1/dpdk/drivers/net/mcdma/base/mcdma_ip_params.h ファイルでコンフィグレーションの IFC_QDMA_INTF_AVST を有効にするには、次のコマンドを使用します。
#undef IFC_QDMA_INTF_AVST

コマンド

  1. 書き込み操作の検証
    ./build/mcdma-test -- -b 0000:01:00.0 --bar=0 --bas -s 512 -t
    図 42. BAS書き込み操作
  2. 読み出し操作の検証
    ./build/mcdma-test -- -b 0000:01:00.0 --bar=0 --bas -s 512 -r
    図 43. BAS読み出し操作
  3. 書き込みおよび読み出し操作の検証
    ./build/mcdma-test -- -b 0000:01:00.0 --bar=0 --bas -s 512 -z
    図 44. BAS書き込みおよび読み出し操作

    性能テスト

    次のログは、Gen3x16 Hタイルで収集されています。
     ./build/mcdma-test -- -b 0000:01:00.0 --bar=0 --bas_perf -s 16384 -z
    図 45. 性能テスト
    注: DPDKの場合、VF/PFでは1つのVM内、もしくはハイパーバイザー内でBAM+BAS+MCDMAを同時に実行することはできません。VF/PFの1つのインスタンスを個別のVMで実行する必要があります。