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2.7. BAM_BAS Traffic Generator and Checker
このデザイン例では、MCDMAモジュールに向けたトラフィック・ジェネレーターおよびチェッカー (BAS_TGC) をインスタンス化して読み出しおよび書き込みトランザクションを作成し、Multi Channel DMA for PCI Express* IP (BAM+BASモードのコンフィグレーション) のバーストAvalon-MMスレーブモジュールを実行します。BAS_TGC のプログラミングは、コントロールおよびステータスAvalon-MMスレーブ・インターフェイスを介してコントロール・レジスターに書き込むことによって行います。生成されるトラフィックと、チェッカーが想定するトラフィックは、インクリメントする一連の dword です。
トラフィックの生成には、ホスト・ソフトウェアでメモリーのブロックを PCIe* スペースに割り当て、割り当てられたメモリーブロックを指すようにアドレスマッパーのウィンドウの1つをプログラミングします。また、開始アドレス (書き込みトランザクションに選択しているスペースのベースアドレス) を設定し、書き込みカウントを割り当てられているメモリーブロックのブロックサイズに設定し、転送サイズを設定後に、トラフィックの生成を開始する必要があります。完了した転送数は、書き込みカウントレジスターを読み取ることで確認することができます。
トラフィックのチェックには、ホスト・ソフトウェアで読み出しアドレスを設定して書き込みトランザクションの開始アドレスを指すようにし、読み出しカウントを割り当てられているメモリーブロックのブロックサイズに設定し、転送サイズを設定後に、トラフィック・チェッカーを開始します。完了したデータチェック数と発生したエラー数はそれぞれ、読み出しカウントレジスターと読み出しエラー・カウントレジスターを読み取ることで確認することができます。