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2.5. Avalon-ST Device-side Packet Loopback

このデザイン例では、デバイス側のAvalon-STストリーミング・インターフェイスを介してH2DおよびD2HのマルチチャネルDMAを実行します。デバイス側のパケット・ループバックでは、ホストからデバイス (H2D) のデータストリームが外部FIFOを介してホストにループバック (D2H) されます。
H2Dのストリーミングでは、マルチチャネルDMAは4つのAvalon-STソースポートを介してデータをAvalon-STループバックFIFOに送信します。D2Hのストリーミングでは、マルチチャネルDMAはAvalon-STシンクポートを介してデータをAvalon-STループバックFIFOから受信します。
このデバイス側のループバックの例では、ホストはまずホストメモリー内にメモリー位置を設定します。その後、ホストメモリーからのデータは、デバイス側のメモリーに送信されます。これは、Multi Channel DMA for PCI Express IPによってH2D DMAの操作を介して行われます。最後に、IPはD2H DMAの操作を使用してこのデータをホストメモリーにループバックします。
さらに、このデザイン例では、Avalon-MM PIOマスターを有効にしてDMAパスをバイパスします。これにより、アプリケーションではオンチップメモリー・ブロックで単一の非バーストレジスター読み出し/書き込み操作を実行できるようになります。
- resetIP – リセットリリースIPで、FPGAファブリック全体がユーザーモードになるまでマルチチャネルDMAをリセット状態に保ちます。
- GEN_CHK - MCDMAに向けたパケット・ジェネレーターとチェッカーです。DUT Avalon Streaming H2D/D2Hインターフェイス (h2d_st_0、d2h_st_0) とインターフェイスして、DMA操作を行います。DUT AVMM PIOマスター (rx_pio_master) は、CSRおよびオンチップメモリーに対する読み出しおよび書き込み操作を行います。
- PIO_INTERPRETER - MAP_PF、MAP_VF、MAP_BARなどのパラメーター設定に基づきDUT AVMM PIOマスターアドレス幅をAVMMスレーブ側のアドレスにマッピングします。
- PIOテスト: -o
- DMAテスト: -i (パフォーマンス・ループバック操作で、TxとRxが2つの異なるスレッドで実行されます)。-v (データ検証を有効にして、データ整合性チェックを実行します)。
- -i を -v フラグなしで使用すると、チャネルごとのスループットが表示されます。
このデザイン例で使用するドライバーに関しては、ドライバーのサポート を参照してください。