Multi Channel DMA Intel® FPGA IP for PCI Express* デザイン例のユーザーガイド

ID 683517
日付 10/06/2023
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ドキュメント目次

2.3.2. Avalon-MM、PIO using MCDMA Bypass Mode

図 2. MCDMA IP - Avalon-MMインターフェイスPIOデザイン例 (MCDMAバイパスモード使用)

このデザイン例では、Avalon-MM PIOマスターを有効にしてDMAパスをバイパスします。Avalon-MM PIOマスターを使用すると、アプリケーションではオンチップメモリーで単一の非バーストレジスター読み出し/書き込み操作を実行できるようになります。

このデザイン例ではPIO機能のみをサポートし、DMA操作は実行しません (Avalon-ST、PIO using MCDMA Bypass Mode で示されているデザイン例と同様)。したがって、Avalon-MM DMAポートは接続しません。

このデザイン例には、指定したパラメーターを備えるMulti Channel DMA for PCI Express IPコアとその他のサポート・コンポーネントが含まれています。
  • resetIP – リセットリリースIPで、FPGAファブリック全体がユーザーモードになるまでマルチチャネルDMAをリセット状態に保ちます。
  • MEM_PIO - PIOの動作に向けたオンチップメモリーです。PCIe BAR2にマッピングされるMCDMA Avalon-MM PIO Master (rx_pio_master) ポートに接続します。
テスト・アプリケーション・ソフトウェア (perfq_app) コマンドラインでサポートされる転送モードオプション
  • PIOテスト: -o

このデザイン例で使用するドライバーに関しては、ドライバーのサポート を参照してください。

注: メタデータのサポートは、AVSTインターフェイス・モード、PIO using MCDMA Bypass Modeのデザイン例では利用できません。
注: ユーザーFLRインターフェイスは、AVMMインターフェイス・モード、PIO using MCDMA Bypass Modeのデザイン例では利用できません。