インテルのみ表示可能 — GUID: inn1590190581197
Ixiasoft
2.6. Avalon-MM DMA
このデザイン例では、Avalon-MMメモリーマップド・インターフェイスを介してH2DおよびD2HのマルチチャネルDMAを実行します。Multi Channel DMA for PCI Express IPコアは、1つのAvalon-MM書き込み/読み出しマスターポートを提供します。このデザイン例を生成する際は、最大2KのDMAチャネルを割り当てることができます。
このデザイン例にはオンチップメモリーが含まれており、PIOおよびH2D/D2H DMAの動作をサポートします。
H2D (Tx) DMAでは、ホストは記述子リングを設定し、Txパケットバッファーをホストメモリーに割り当て、事前定義されているパターンでTxバッファーを満たします。アプリケーションでQueue Tail Pointerレジスター (Q_TAIL_POINTER) が更新されると、MCDMA IPはH2D DMAを開始し、受信データをオンチップメモリーに書き込みます。
D2H (Rx) DMAでは、ホストは事前定義されているパターンでFPGAオンチップメモリーを初期化します。MCDMA IPは、オンチップメモリーからパケットデータを読み出し、ホストメモリーに送信します。
双方向DMAの場合、H2DがD2Hの前に開始し、その後両方のDMAが同時に動作します。
さらに、このデザイン例では、Avalon-MM PIOマスターを有効にしてDMAパスをバイパスします。これにより、アプリケーションではオンチップメモリー・ブロックで単一の非バーストレジスター読み出し/書き込み操作を実行できるようになります。
- resetIP – リセットリリースIPで、FPGAファブリック全体がユーザーモードになるまでマルチチャネルDMAをリセット状態に保ちます。
- MEM_PIO - PIOの動作に向けたオンチップメモリーです。PCIe BAR2にマッピングされるMCDMA Avalon-MM PIO Master (rx_pio_master) ポートに接続します。
- MEM – デュアルポート・オンチップメモリーです。1つのポートをAvalon-MM書き込みマスター (h2ddm_master) に接続し、別のポートをAvalon-MM読み出しマスター (d2hdm_master) に接続します。
- PIOテスト: -o
- DMAテスト: -t (Tx)、-r (Rx)
このデザイン例で使用するドライバーに関しては、ドライバーのサポート を参照してください。