インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

10.5. 温度センサーダイオード

Arria 10の温度センサーダイオード (TSD) は、PN 結合ダイオードの特性を使用してダイの温度を決定します。接合部温度を知ることは、熱管理のために極めて重要です。結合部温度は、周辺温度やケース温度、結合部から周囲まで (ja) の熱抵抗または結合部からケースまで (jc) の熱抵抗、ならびにデバイスの消費電力から計算することができます。Arria 10デバイスは、内部 TSD と接続する内蔵の アナログ-デジタルコンバーター (ADC) 回路、または、外部 TSD と接続する外付けの温度センサーを使用して、デバイス自体のダイ温度をモニタリングします。これにより、デバイスへの空気流量を制御することができます。