インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

3.4.8. 固定小数点演算のシストリック・レジスター

各可変精度 DSP ブロックは、それぞれ 2 つのシストリック・レジスターを有します。可変精度 DSP ブロックが固定小数点演算シストリック FIR モードでコンフィグレーションされない場合、両方のシストリック・レジスターがバイパスされます。

シストリック・レジスターの最初のセットは、上位乗算器の 18 ビット入力と 19 ビット入力をそれぞれ登録するために使用される 18 ビットおよび 19 ビットのレジスターで構成されています。

シストリック・レジスターの 2 番目のセットは、以前の可変精度 DSP ブロックからのチェーンイン入力を遅延させるために使用されます。

また、同じクロックソースのすべてのシストリック・レジスターを、出力レジスターとしてクロックする必要があります。なお、出力レジスターはオンにしておく必要があります。