インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.4. アクティブシリアル手法を使用したリモート・システム・アップグレード

Arria 10デバイスは、専用のリモート・システム・アップグレード回路が含まれています。この機能を使用して、遠隔地からシステムのアッ​​プグレードができます。

図 158.  Arria® 10リモート・システム・アップグレードのブロック図


コンフィグレーション・デバイスでは、アプリケーション・コンフィグレーション・イメージのリモート・アップグレードを管理するためにシステムを設計することができます。次のリストは、リモート・システム・アップグレードのシーケンスです。

  1. Arria 10デバイスのロジック ( エンベデッド・プロセッサーまたはユーザーロジック ) は、遠隔地からコンフィグレーション・イメージを受信します。デバイスは、TCP/IPPCI、ユーザー・データグラム・プロトコル(UDP)UART、または専用インターフェイスなどの通信プロトコルを使用して、リモートソースに接続することができます。
  2. ロジックは、コンフィグレーション・イメージを不揮発性コンフィグレーション・メモリーに保存します。
  3. ロジックは、新たに受信したコンフィグレーション・イメージを使用して、リコンフィグレーション・サイクルを開始します。

エラーが発生した場合、回路がエラーを検出し、安全なコンフィグレーション・イメージに戻り、デザインにエラーステータスを提供します。