インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

5.5.3.6. プログラマブル差動出力電圧

プログラマブル VOD設定では、出力のアイ開口を調整して、トレース長と消費電力を最適化することができます。高い VODスイングはレシーバー端における電圧マージンを高め、小さい VODスイングは消費電力を削減します。差動信号の VOD は、 Quartus® Primeソフトウェア Assignment Editor の VOD設定を変更することによってスタティックに調整することができます。

図 83. 差動 VOD 次の図は、差動 LVDS 出力の VODを表しています。


表 52.   Quartus® Primeソフトウェア Assignment Editor — プログラマブル VOD この表は、 Quartus® Primeソフトウェアの Assignment Editor におけるプログラマブル VODのアサインメント名と可能な値をリストしています。なお、値 "0" は RSDS および mini-LVDS I/O 規格でのみ使用可能であり、 LVDS I/O 規格には使用できません。
フィールド アサインメント
To tx_out
アサインメント名 プログラマブル差動出力電圧 (VOD)
許容値 0 (low), 1 (medium low), 2 (medium high), 3 (high). Default is 2.