インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

5.5.3.1. プログラマブル・ドライブ能力

長い伝送ラインまたはレガシー・バックプレーンによって生じる高い信号減衰の影響を緩和するために、プログラマブル・ドライブ能力を使用することができます。
注:

プログラム可能なドライブ強度を使用するには、 Quartus® Prime ソフトウェアでドライブ強度のアサインメントてを指定する必要があります。 明示的な割り当てがない場合、 Quartus® Prime ソフトウェアは次の既定のデフォルト値を使用します。

  • すべての HSTL と SSTL Class I、およびすべての非電圧リファレンスの I/O 規格—キャリブレーションなしの 50 Ω RS OCT
  • すべての HSTL と SSTL Class II I/O 規格—キャリブレーションなしの 25 Ω RS OCT
  • POD12 I/O 規格—キャリブレーションなしの 34 Ω RS OCT
表 50.   Arria® 10 デバイスでのプログラマブル・ドライブ能力の設定 Arria® 10 デバイスの各I/Oピンの出力バッファーは、次の表にリストされているI/O規格に適合させるためのプログラマブル・ドライブ能力コントロール機能を有します。
I/O 規格 IOH / IOL電流強度設定 (mA) または DDR3 OCT 設定 (Ω)

HPS におけるサポート

(SoC デバイスのみ )

7
3.0 V LVTTL / 3.0 V CMOS 16、12、8、4 16、12、8、4
2.5 V LVCMOS 16、12、8、4 16、12、8、4
1.8 V LVCMOS 12、10、8、6、4、2 12、10、8、6、4、2
1.5 V LVCMOS 12、10、8、6、4、2 12、10、8、6、4、2
1.2 V LVCMOS 8、6、4、2
SSTL-18 Class I 12、10、8、6、4 12、10、8、6、4
SSTL-18 Class II 16 8、16
SSTL-15 Class I 12、10、8、6、4 12、10、8、6、4
SSTL-15 Class II 16 8、16
SSTL-135 Class I 12、10、8、6、4
SSTL-135 Class II 16
SSTL-125 Class I 12、10、8、6、4
SSTL-125 Class II 16
SSTL-12 Class I 12、10、8、6、4
SSTL-12 Class II 16
POD12 16、12、10、8、6、4
1.8 V HSTL Class I 12、10、8、6、4 12、10、8、6、4
1.8 V HSTL Class II 16 16
1.5 V HSTL Class I 12、10、8、6、4 12、10、8、6、4
1.5 V HSTL Class II 16 16
1.2 V HSTL Class I 12、10、8、6、4
1.2 V HSTL Class II 16
差動 SSTL-135 Class I 12、10、8、6、4
差動 SSTL-135 Class II 16
差動 SSTL-125 Class I 12、10、8、6、4
差動 SSTL-125 Class II 16
差動 SSTL-12 Class I 12、10、8、6、4
差動 SSTL-12 Class II 16
差動 POD12 16、12、10、8、6、4
注: インテルは、特定のアプリケーションに最適なドライブ強度設定を決定するために、IBIS または SPICE シミュレーションを実行することを推奨します。
7 HPS のプログラマブル電流強度の情報は暫定的なものです。