インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

6.6.1. ピンポン PHY IP

ピンポン PHY IP は、2 つのメモリー・インターフェイスが、時分割多重化を使用してアドレス / コマンドバスを共有を可能にします。ピンポン PHY IP は、スループットに影響を与えることなく、2 つの独立したインターフェイスに比べてピンの使用を少なくするという利点があります。

図 125. ピンポン PHY 1T タイミングピンポン PHY の場合、2 つの独立したコントローラーからのアドレス信号とコマンド信号が、1 つのコントローラー出力による 1 つのフルレート・クロックサイクルの遅延により、共有バス上にマルチプレクサス化されます。その結果、1T タイミングが発生し、各フルレート・クロックサイクルで新しいコマンドが発行されます。