インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.2.2. パッシブシリアル (PS) コンフィグレーション

図 139. PS コンフィグレーション手法におけるフラッシュ・プログラミングの概要


PS コンフィグレーション手法では、外部ホストを使用しています。マイクロプロセッサー、MAX IIデバイス、MAX Vデバイス 、またはホスト PC を外部ホストとして使用することができます。

外部ホストを使用して、フラッシュメモリーなどの外部ストレージからコンフィグレーション・データの FPGA への転送を制御することができます。コンフィグレーション・プロセスを制御するデザインは、外部ホストにあります。

コンフィグレーション・データは、Programmer Object ファイル(.pof) .rbf .hex 、または .ttf に格納することができます。 .rbf .hex 、または .ttf でコンフィグレーション・データを使用している場合、最初に各データバイトの LSB を送信します。例えば、 .rbf がバイトシーケンス02 1B EE 01 FAを含んでいる場合、デバイスに送信されるシリアルデータは、0100-0000 1101-1000 0111-0111 1000-0000 0101-1111でなければなりません。

PFL IP コアをMAX IIまたはMAX Vデバイスとともに使用して、フラッシュメモリー・デバイスからのコンフィグレーション・データの読み出しやArria 10デバイスのコンフィグレーションができます。

PCホストでは、インテル FPGA ダウンロード・ケーブルを使用して、PC をデバイスに接続します。

コンフィグレーション・データは、デバイスのDATA0ピンにシリアルにシフトされます。

Quartus® Primeプログラマーを使用して、CLKUSRピンがイネーブルされる場合、使用中のデバイスを初期化するためにピンのクロックソースを提供する必要はありません。