インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

3.3.1. 動作モード

Quartus® Primeソフトウェアには、乗算器の動作モードを制御するために使用できる IP コアが含まれます。IP Catalog でパラメーター設定を入力すると、 Quartus® Primeソフトウェアは自動的に可変精度 DSP ブロックをコンフィグレーションします。

また、可変精度 DSP ブロックは DSP Builder for インテル® FPGA とOpenCL™を使用して実装することもできます。

表 20.  動作モード
固定小数点演算 浮動小数点演算

インテルは、 Arria® 10の可変精度 DSP ブロックの各種のモードをデザインに実装するにあたり、 Quartus® Prime DSP IP コアと HDL 推測 の 2 つの方法を提供します。

固定小数点演算実装の Arria® 10の可変精度 DSP ブロックでは、次の Quartus® Prime IP コアがサポートされます。
  • ALTERA_MULT_ADD
  • ALTMULT_COMPLEX
  • Arria 10 Native Fixed Point DSP IP コア
インテルは、 Arria® 10の可変精度 DSP ブロックの各種のモードをデザインに実装するにあたり、 Quartus® Prime DSP IP コアを使用する 1 つの方法を提供します。
浮動小数点演算実装の Arria® 10の可変精度 DSP ブロックでは、次の Quartus® Prime IP コアがサポートされます。
  • ALTERA_FP_FUNCTIONS
  • Arria 10 Native Floating Point DSP IP コア