インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

5.5.4.6. Arria® 10 デバイスの OCT キャリブレーション・ブロック

同じ I/O カラムにある任意の I/O バンクの OCT キャリブレーション・ブロックを使用して、OCT をキャリブレーションできます。OCT キャリブレーション・ブロックを含む I/O バンクには、OCT の I/O バンクと同じ VCCIOが必要です。

I/O 規格が同じ VCCIO電源電圧を使用する場合、異なる I/O 規格に同じ I/O バンクの RSおよび RT OCT を使用することができます。なお、同じ I/O バッファーのプログラマブル電流強度と RS OCT をコンフィグレーションすることはできません。

OCT キャリブレーション・プロセスでは、直列および並列キャリブレーション終端に与えられた I/O バンクのすべてのキャリブレーション・ブロックで使用可能なRZQピンを使用します。

  • 各 OCT キャリブレーション・ブロックは、RZQピンを介して関連付けられる外部240 Ωリファレンス抵抗を有します。
  • 外部100 Ω抵抗または外部 240 Ω 抵抗 (RSまたは RT OCT の値に応じてどちらを使用するか決定 ) を介して、RZQピンを GND に接続します。
  • RZQピンは、ピンが配置されている I/O バンクと同じ VCCIO電源電圧を共有します。
  • キャリブレーション回路を使用しない場合、RZQ ピンは兼用I/O ピンであり、汎用 I/O ピンとして機能します。

Arria® 10 デバイスは、専用コンフィグレーション・ピンを除くすべての LVDS I/O ピン上で、キャリブレーションされた RSおよびキャリブレーションされた RT OCT をサポートします。