インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.3.3.5. 初期化

初期化クロックソースは、内部オシレーター、CLKUSRピンまたはDCLKピンからなります。デフォルトでは、内部オシレーターは初期化用のクロックソースです。内部オシレーターを使用する場合、Arria 10デバイスは適切に初期化するための十分なクロックサイクルを提供します。

注: 初期化クロックソースとしてオプションのCLKUSRピンを使用し、nCONFIGピンを Low にプルダウンしてデバイスの初期化中にコンフィグレーションを再開する場合は、nSTATUSピンが Low になって再び High になるまで、CLKUSRまたはDCLKピンがトグルし続ければなりません。

CLKUSRピンは、複数のデバイスの初期化を同期したり、初期化を遅らせるたりする柔軟性を提供します。初期化中のCLKUSRピンのクロック供給は、コンフィグレーションには影響を与えません。 CONF_DONE ピンが High になると、t CD2CU で指定された時間後にCLKUSRまたはDCLKピンがイネーブルされます。この時間が経過すると、Arria 10デバイスは適切に初期化してtCD2UMC パラメータで指定されたようにユーザーモードに入るために、Tinit で指定された最小クのロックサイクル数を必要とします。