インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
Public
ドキュメント目次

9.2. JTAG 動作での I/O 電圧

IEEE Std. 1149.1モードとIEEE Std. 1149.6モードで動作するArria 10デバイスは、TDITDOTMSTCKの 4 つの必須の JTAG ピンと、オプショナルのTRSTピンを使用します。

TCKピンは内蔵のウイークプルダウン抵抗を備えており、TDITMSTRSTピンは内蔵のウィークプルアップ抵抗を備えています。1.8V、1.5 V、または1.2 VVCCPGM 電源で、TDITDOTMSTCK、ならびにTRSTピンに電力を供給します。すべてのユーザー I/O ピンは JTAG コンフィグレーションの間、トライステートにされています。

JTAG ピンは1.8 V1.5 V1.2 Vの TTL/CMOS I/O 規格をサポートしています。1.8 Vを超えるすべての電圧に対してレベルシフターを使用する必要があります。JTAG ピンに対するレベルシフターの出力電圧はVCCPGM 電源の設定と同じである必要があります。

注: TDITMSTCKTRSTピンに 1.8V、1.5V、あるいは1.2-VVCCPGM 電源よりも高い電圧で信号を駆動しないでください。TDITMSTCKTRST入力ピンへの電圧はVCCPGM 電源と同じである必要があります。
表 115.  TDO 出力バッファー
TDO 出力バッファー 電圧 (V)
VCCPGM 1.8 1.5 1.2
VOH(MIN) 1.7 1.4 1.1