インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

5.6.4.2.2. DPA モード

DPA ブロックは、I/O PLL によって送信された 8 つの高速クロックから最良のクロック (dpa_fast_clock) を選択します。このシリアルdpa_fast_clockクロックは、シンクロナイザーへのシリアルデータの書き込みに使用されます。また、シリアルfast_clockクロックは、シンクロナイザーからのシリアルデータの読み取りに使用されます。データ・リアライメントおよびデシリアライザー・ブロックでは、同じfast_clockクロックが使用されます。

図 108. DPA モードのレシーバーデータパス次の図は、DPA モードのデータパスを示しています。図中のすべてのレシーバー・ハードウェア・ブロックはアクティブです。SDR モードおよび DDR モードでは、IOE からのデータ幅はぞれぞれ 1 ビットと 2 ビットです。


注: DPA モードでは、LVDS インスタンスのすべてのレシーバーチャネルを 1 つの I/O バンクに配置する必要があります。各 I/O バンクは最大 24 個の LVDS I/O バッファーペアを有しているため、各 LVDSインスタンスは最大 24 個の DPA チャネルをサポートすることができます。