インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.3.2. CLKUSR

CLKUSRピンは、 Arria® 10デバイスのコンフィグレーションと初期化でのクロックソースとして使用することができます。また、CLKUSRピンは、コンフィグレーションやトランシーバー・キャリブレーションにも同時に使用することができます。

トランシーバー・キャリブレーションの場合、CLKUSRは、次の表に示すように、デバイスのコンフィグレーション手法に応じて、パワーアップ時に 100Mhz ~ 125 MHz 間で自走クロックで実行している必要があります。トランシーバーのキャリブレーションがデバイスのコンフィグレーション中にCLKUSRの使用を開始し、デバイスがユーザーモードに入った場合でも、それを使用し続けます。

表 94.   Arria® 10デバイスでの使用可能なコンフィグレーション・クロック・ソースとトランシーバー・キャリブレーション CLKUSR の周波数
コンフィグレーション・スキーム デバイス・コンフィグレーションでサポートされるクロックソース デバイスの初期化でサポートされるクロックソース トランシーバーキャリブレーションでサポートされるCLKUSR周波数
AS 内蔵オシレーター、CLKUSR 内蔵オシレーター、CLKUSR 100 MHz
PS DCLKのみ 内蔵オシレーター、CLKUSRDCLK 100~125 MHz
FPP (x8、x16、x32)