インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.2.1. アクティブシリアル (AS) コンフィグレーション

図 132. AS コンフィグレーション手法における EPCQ-L プログラミングの概要


AS コンフィグレーション手法では、コンフィグレーション・データは、EPCQ-L のコンフィグレーション・デバイス内に格納されています。EPCQ-L のデバイスのインシステムは、SFL ( シリアル・フラッシュ・ローダー ) IP コアで JTAG インターフェイスを使用してプログラミングできます。SFL は、JTAG インターフェイスと EPCQ-L デバイス間で FPGA 内のブリッジとして機能します。Arria 10デバイスでの AS メモリー・インターフェイス・ブロックは、コンフィグュレーション・プロセスを制御します。

AS コンフィグレーション手法は、AS x1 (1 ビットのデータ幅 ) とAS x4 (4 ビットのデータ幅 ) モードをサポートしています。AS x4モードでは、AS x1モードよりも 4 倍速のコンフィグレーション時間を提供します。AS コンフィグレーション手法では、Arria 10デバイスはコンフィグレーション・インターフェイスを制御します。

注:

SFL を使用するアクティブ・シリアル・プログラミングの場合、プログラマーが EPCQ-L ID を読み出せるように、MSEL ピンをアクティブシリアル設定に設定する必要があります。