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2.4. デカップリング・コンデンサーの推奨事項
ボードレベルPCBでのソリッドかつ推奨されるFPGAデカップリング・コンデンサーの要件は、表形式でこの項に一覧表示されており、すべての電源ネット用に、最大FPGA消費電力と推奨パワーツリーに基づいたものとなっています。この表には、電圧レギュレーターで推奨されるデカップリング/バルク・コンデンサーは含まれていません。電圧レギュレーター・コンデンサー (バルク・デカップリング・コンデンサー) を選択する際は、電圧レギュレーターのサプライヤーからのデータシートの仕様や、特定の電源レールまたは組み合わせた電源レールの最大電圧レギュレーター・リップルや最大合計電流サポートなどのアルテラが必要とする仕様に基づく必要があります。デザインが推奨事項に準拠していない場合は、PDN過渡シミュレーションを実行する必要があります。
パッケージボールで電源レールの許容誤差と仕様を満たしていることを確認するには、PCB上の電源レールのグループ化と推奨される電圧レギュレーターとともに、推奨されるデカップリング・コンデンサーに従う必要があります。最大消費電力よりも消費電力が少ないボード/PCBの場合は、ボードの消費電力と電源レールあたりの最大消費電力の比率で、デカップリング・コンデンサーをスケーリングする必要があります。ただし、パッケージボールで電源レールの許容誤差を確実に満たすには、過渡PDNシミュレーションを実行する必要があります。