4.5.4. SD/MMCおよびeMMCカード・インターフェイスのデザイン・ガイドライン
ガイドライン: SDの1.8V機能をサポートする計画がある場合は、電圧変換器を含めます。HPS I/OではSDカードのように電圧レベルを動的に変更することができないため、変換器が必要です。
SDカードは、最初は3.3Vで動作します。一部のカードでは、初期化後に1.8Vに切り替えることができます。さらに、一部のMMCカードは、1.8Vと3.3Vの両方で動作することができます。BSELの値はブートプロセス時に一定であるため、1.8Vで動作可能なカードでは、レベルシフトと分離をサポートするトランシーバーが必要です。
該当するHard Processor System Technical Reference Manual、「SD/MMC Controller」の章の「Voltage Switching」で示されているガイドラインに従います。一部のMMCカードは、1.8VのI/O動作のみで動作することができ、最初の3.3Vでの動作は必要ありません。このような場合は、レベルシフターは必要ありません。
| HPS I/Oバンクの電圧 |
SDカードの電圧 |
レベルシフターの必要性 |
|---|---|---|
| 3.3V |
3.3V |
なし |
| 3.3V |
1.8V |
あり |
| 1.8V |
3.3V |
あり |
| 1.8V |
1.8V |
あり |
ガイドライン: 初期のIDモードとデータ転送モード、および通常の動作でのタイミングが考慮されていることを確認します。
SDカードは、IDプロセスを行っている際は最初に最大400KHzで動作します。その後、データ転送モードになります。このモードでは、クロックは最大12.5MHzで動作することができます。通常の動作では、クロックは最大50MHzで動作することができます。ブートROMでは、IDモードおよび転送モード時にクロックが適切にコンフィグレーションされていることを保証します。
該当するHard Processor System Technical Reference Manualの付録「Booting and Configuration」で、「CSEL Settings for the SD/MMC Controller」の表を参照してください。
ガイドライン: HPSがリセットされる際は、SD/MMCカードがリセットされるようにします。
システムをSD/MMCから起動できるようにするには、HPSがリセットされるたびにSD/MMCカードもまたリセットされることを確認します。これにより、メモリーカードがブートコードで想定されている状態になるようにします。