AN 796: Cyclone® Vおよび Arria® V SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683360
日付 7/27/2020
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ドキュメント目次

3.6. FPGAアクセラレーターのコヒーレンシー管理

HPSとFPGAロジック間で共有されるデータは、HPSまたはFPGAのいずれかによっていつでも変更することができます。多くのアプリケーションでは、データの一貫性が必要です。つまり、変更をシステム全体に伝播することで、すべてのマスターが最新のデータ値にアクセスするようにします。

データのコヒーレンシーを設計する際は、最初に、コヒーレントにする必要があるデータ転送を特定する必要があります。デフォルトでは、コヒーレンシーがソフトウェアによって明示的に管理されている、もしくはHPSのコヒーレント・ハードウェア機能 (SCUおよびACP) を使用していない限り、FPGAとHPS間のアクセスはすべて非コヒーレントであると見なされます。

FPGA内のペリフェラルにHPSメモリーへのコヒーレント・アクセスが必要かを判断するには、次の内容を確認します。
  • MPUはFPGAペリフェラルによって生成されるデータにアクセスする必要があるか。
  • FPGAペリフェラルはMPUによって生成されるデータにアクセスする必要があるか。

上記のいずれかの内容に対する答えが「はい」の場合は、データをコヒーレントにする必要があります。ACPを使用して、FPGAをHPSのキャッシュ可能なデータとコヒーレントに保つことができます。