AN 796: Cyclone® Vおよび Arria® V SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683360
日付 7/27/2020
Public
ドキュメント目次

4.5.1. HPS EMAC PHYインターフェイス

プラットフォーム・デザイナー (スタンダード) 内でEMACペリフェラルにHPSコンポーネントをコンフィグレーションする際は、サポートされている次のPHYインターフェイスのいずれかをそれぞれのEMACインスタンスに選択する必要があります。
  • 専用I/Oを使用するRGMII (Reduced Gigabit Media Independent Interface)
  • FPGAファブリックへのMII (Media Independent Interface) インターフェイス
  • FPGAファブリックへのGMII (Gigabit Media Independent Interface) インターフェイス

サポートされているPHYインターフェイス・タイプの任意の組み合わせを、複数のHPS EMACインスタンスにわたってコンフィグレーションすることができます。

ガイドライン: HPS専用I/Oを使用するRGMIIの場合、早期にI/Oフロア・プランニングのテンプレート・デザインを開発し、選択したPHY インターフェイス、およびHPS専用I/Oを使用することが予定されている他のHPSペリフェラルに対するHPS専用I/Oが十分にあることを確認します。

注: HPSコンポーネントのコンフィグレーションについてのガイドラインは、 Cyclone® Vまたは Arria® VHard Processor System Technical Reference Manualで、「Introduction to the HPS Component」の章を参照してください。

HPSコンポーネントによってFPGAファブリックに公開されるMIIまたはGMII PHYインターフェイスは、FPGAのソフト適応ロジックと汎用FPGA I/OおよびトランシーバーFPGA I/Oの機能を使用し、RMII、RGMII、SGMII、MII、GMIIなどのほかのPHYインターフェイス標準に適合させることが可能です。

ガイドライン: PHYデバイスを選択する際は、必要なイーサネット・レート、利用可能なI/Oおよびトランシーバー、スキュー制御機能を提供するPHY デバイス、およびデバイスドライバーの可用性を考慮します。

注: 選択しているOSで利用可能なデバイスドライバー、または Cyclone® V/ Arria® V SoC開発キット (Golden System Reference Design) で提供されているLinuxデバイスドライバーを参照してください。

Cyclone® V/ Arria® V SoCハード・プロセッサー・システム (HPS) では、RGMIIインターフェイスを使用してエンベデッドEMAC (イーサネットMAC) PHYインターフェイスを業界標準のギガビット・イーサネットPHYに直接接続することができます。これには、HPS専用I/Oピンをサポートされている任意のI/O電圧で使用します。この電圧には通常、1.8V、2.5Vおよび3.0Vがあります。HPS専用I/OピンをPHYインターフェイスに使用すると、FPGA配線リソースが使用されず、タイミングが固定されるため、インターフェイスでのタイミングが簡潔になります。このドキュメントでは、最も一般的なインターフェイスであるRGMIIのデザイン・ガイドラインを説明します。

また、FPGAファブリックを介してPHYをHPS EMACに接続することもできます。これには、GMIIおよびMIIバス・インターフェイスをそれぞれ、ギガビットおよび10/100Mbpsのアクセスに使用します。GMII-to-SGMIIアダプターを使用し、トランシーバー・ベースのSGMII光モジュールに自動的に適合させることも可能です。

注: Cyclone® V/ Arria® V SoCデバイスのエラッタのため、RMII PHYインターフェイスは、HPS専用I/Oを介してルーティングする場合はサポートされません。ただし、FPGAファブリックを介してルーティングする場合は、RMIIインターフェイスはサポートされます。