AN 822: インテル® FPGAコンフィグレーション・デバイスの移行ガイドライン

ID 683340
日付 4/10/2020
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ドキュメント目次

1.5.1.5. 100-MHzで動作するDCLKに向けたトレース伝播遅延に関する推奨事項

以下のトレース伝搬遅延に関する推奨事項は、EPCQ-Aデバイスを使用している場合に適用されます。
  • –6のスピードグレードの場合、 Cyclone® V FPGAのtDH仕様は2.5 nsです。
    • DCLKおよびDATAの合計伝播遅延は、1.0 ns < DCLKの遅延 + DATAの遅延 < 2.5 nsの範囲内にする必要があります。
    • DCLKおよびDATAのトレースが同じ長さであると仮定すると、DCLKおよびDATAの遅延は、0.5 ns < DCLKの遅延 + DATAの遅延 < 1.25 nsの範囲内にする必要があります。
  • –7および–8のスピードグレードの場合、 Cyclone® V FPGAのtDH仕様は2.9 nsです。
    • DCLKおよびDATAの合計伝播遅延は、1.4 ns < DCLKの遅延 + DATAの遅延 < 2.5 nsの範囲内にする必要があります。
    • DCLKおよびDATAのトレースが同じ長さであると仮定すると、DCLKおよびDATAの遅延は、0.7 ns < DCLKの遅延 + DATAの遅延 < 1.25 nsの範囲内にする必要があります。
  • IBISシミュレーションまたはリンク・シミュレーションを実行し、信号品質に問題がないことを確認する必要があります。