Arria® 10 デバイスの概要    

ID 683332
日付 10/31/2016
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ドキュメント目次

1.5. アダプティブ・ロジック・モジュール

Arria 10デバイスは、20 nm ALMをロジック・ファブリックの基本的なビルディング・ブロックとして使用しています。

ALMのアーキテクチャーには、前世代FPGAのものと同じアーキテクチャーが使用されており、効率的なロジック・ファンクションの実装、およびデバイス世代間におけるIPの変更が容易に実行可能です。

下の図に示すように、ALMは4つの専用レジスターを持つ分割可能な8入力ルック・アップ・テーブル (LUT) を使用して、レジスターを多く含むデザインにてタイミング収束を改善します。また、LUTアーキテクチャーごとに2つのレジスターが使用される従来のものと比較して、より多くのデザインを搭載することが可能です。

図 5.  Arria 10デバイスのALM


Quartus® PrimeはALMロジック構造に従ってデザインを最適化し、Arria 10ALMアーキテクチャーにレガシーデザインを自動的にマッピングします。