AN 875: インテル® Stratix® 10 EタイルPCBデザイン・ガイドライン

ID 683262
日付 3/12/2019
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2.3.5. PCBレイアウト後シミュレーション・フェーズ

レイアウト後シミュレーションは、 インテル® Stratix® 10 Eタイル高速データリンクの必須デザインフェーズです。次の手順をレイアウト後シミュレーションで実行します。
  • ビア結合が最も悪い3つ以上のチャネルペアを選択し、インピーダンスおよびクロストーク検証用のsパラメータ抽出に使用します。
  • IBIS-AMIモデルで時間領域チャネル・アイ・シミュレーションを実行すると同時に、実際のチャネルモデルを抽出します。

レイアウト後PCBチャネル・モデリングの方法

  • E/MソルバーのPCBチャネル全体の抽出 (非推奨)
    • 抽出が完了するまでに時間がかかり、複雑なケースの多くでは実行自体が不可能です。
    • コネクターパッドは、コネクターに適切に結合されていないため、コネクターモデルとカスケード接続するときに二重にカウントされる場合があります。
  • 分割統治法の使用 (推奨)
    • FPGA /コネクターパッド/ビア境界の近くのトレースでチャネルをカットします。
    • トレースのみの部分を解決します。
    • パッケージボールとグランド・リファレンスを使用してFPGAビアを解決します。
    • コネクターでコネクターパッド/ビアを合わせて解決します。この手順では、コネクターベンダーのSIサポートが必要になる場合があります。
    • 個別に解決したすべてのピースをカスケード接続して、IBIS-AMIモデルを使用してチャネル全体のアイ・シミュレーションを構築します。
次の図で示すのは、推奨される手順、つまり分割統治法を使用したチャネルモデルの抽出例です。
図 25. チャネルモデル抽出における分割統治法
この図で示しているのは、PCBの実際のレイアウトから選択した4つのRXチャネルのグループです。この例に対する分割統治法の利点は次のとおりです。
  • QSFPコネクターモデルと組み合わせる場合、QSFPピンパッドの二重カウントはありません。
  • チャネルのさまざまな部分のシミュレーションを個別かつさらに高速に行うことができます。また、複数のシミュレーションを並行して実行できます。
  • 2.5D E/Mソルバーは、トレースのみのジオメトリーには十分かもしれません。
  • トレースのセットアップは簡単で、エッチング効果が含まれています。

分割統治法の唯一の欠点は、カットアウトと設定の準備に時間がかかることです。しかし、時間コストは、明確に指定されたステップを使用して改善できます。