インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: Timing Analyzer

ID 683243
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

1.1.1.2. タイミングパス

タイミングパスは、レジスターの出力から別のレジスターの入力といった2つのデザインノードを接続します。

タイミング・クロージャーおよび最適化には、タイミング・パスのタイプを理解することが重要となります。Timing Analyzerは、一般的に分析される以下のパスを使用します。

  • エッジパス—ポートからピン、ピンからピン、ピンからポートへの接続です。
  • クロックパス—デバイスポートあるいは内部で生成されたクロックピンからレジスターのクロック・ピンへの接続です。
  • データパス—ポートあるいはシーケンシャル・エレメントのデータ出力ピンからポートあるいはシーケンシャル・エレメントのデータ入力ピンへの接続です。
  • 非同期パス—ポートあるいは非同期リセットや非同期クリアのような別のシーケンシャル・エレメントからの接続です。
    図 3. Timing Analyzerが分析する一般的なパスの種類

Timing Analyzerは、クロック特性を解析し、1 つのレジスター間パス内の2 つの任意のレジスター間におけるワースト・ケース値を計算します。クロック特性を分析する前に、デザインのすべてのクロックを制約する必要があります。