インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: Timing Analyzer

ID 683243
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.1.4. ステップ4:タイミング解析を実行する

初期タイミング制約を指定した後、フィッターまたはフルコンパイルを実行してタイミング・ネットリストを生成し、Timing Analyzerを実行できます。コンパイル中、Fitterはデザインのロジックを配置して、指定したタイミング制約に準拠しようとします。 Timing Analyzerは、デザインが各制約を満たすか、または満たさないマージン(スラック)をレポートします。
  1. タイミング・ネットリストを生成するには、次のいずれかを実行します。
    • タイミング解析を含む完全なコンパイルを実行するには、Processing > Start Compilationをクリックします。 Timing Analyzerは、Fitterの完了後にマルチコーナー・サインオフ・タイミング解析を自動的に実行します。

      または

    • Fitterを実行するには、Processing > Start > Start Fitterをクリックします。
  2. Timing Analyzerを起動するにはTools > Timing Analyzerをクリックします 。
  3. Tasksペインで、Update Timing Netlistをダブルクリックします。Timing Analyzerは、タイミング・ネットリストを読み込み、プロジェクトのすべての.sdcファイルを読み出し、Timing Analyzer SummaryおよびAdvanced I/O Timingレポートを含む、タイミングレポートのデフォルトセットを生成します。
    図 38. Timing Analyzerタスク
  4. 動作条件の設定で説明されるように、タイミング解析のOperating Conditionsを次のように選択します。
  5. ステップ5:タイミング解析結果を分析するで説明されるように、TasksペインのReportsで、個々のタスクをダブルクリックしてレポートを生成し、結果を分析します。
    図 39. Timing Analyzerの概要