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2.2.8.5.1. デフォルトのマルチサイクル分析
2.2.8.5.2. End Multicycle Setup = 2およびEnd Multicycle Hold = 0
2.2.8.5.3. End Multicycle Setup = 2およびEnd Multicycle Hold = 1
2.2.8.5.4. デスティネーション・クロックオフセット付きの同じ周波数クロック
2.2.8.5.5. デスティネーション・クロックの周波数がソースクロック周波数の倍数である場合
2.2.8.5.6. デスティネーション・クロックの周波数がオフセットを持つソースクロック周波数の倍数である場合
2.2.8.5.7. ソースクロックの周波数がデスティネーション・クロックの周波数の倍数である場合
2.2.8.5.8. ソースクロックの周波数がオフセットを持つデスティネーション・クロックの周波数の倍数である場合
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1.1.4. リカバリー時間とリムーバル時間
リカバリ時間とは、次のクロック・エッジに対して非同期制御信号のデアサートに要する最小時間のことです。
具体的には、clear信号やpreset信号は次のアクティブ・クロック・エッジの前に安定していなければいけません。リカバリー・スラックの計算は、クロック・セットアップ・スラックの計算と似ていますが、非同期制御信号を適用する点が異なります。
図 15. 非同期制御信号が登録されている場合のリカバリ・スラックの算出方法
図 16. 非同期制御信号が登録されていない場合のリカバリ・スラックの算出方法
注: 非同期リセット信号がデバイスのI/Oポートからのものであれば、Timing Analyzerがパスでリカバリー解析を実行できるように非同期リセット・ポートに入力遅延制約を作成する必要があります。
リムーバル時間とは、アクティブ・クロック・エッジの後で非同期制御信号のデアサーションが安定していなければならない時間の長さの最小値のことです。Timing Analyzerのリムーバル・スラックの計算と似ていますが、非同期制御信号を適用する点が異なります。
図 17. 非同期制御信号が登録されている場合のリムーバル・スラックの算出方法
図 18. 非同期制御信号が登録されていない場合のリムーバル・スラックの算出方法
非同期リセット信号がデバイスのI/Oポートからのものであれば、Timing Analyzerがパスでリカバリー解析を実行できるように非同期リセット・ポートに入力遅延制約を作成する必要があります。