インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: Timing Analyzer

ID 683243
日付 9/30/2019
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

1.1.5.1. マルチサイクル・クロック・ホールド

クロック起動エッジとラッチエッジの間のクロック周期の数は、セットアップの関係を定義します。

デフォルトでは、Timing Analyzerはシングル・サイクル・パス解析を実行し、ホールド関係が1クロック周期(起動エッジ-ラッチエッジ)に等しくなります。パスを解析する場合、Timing Analyzerは2つのホールドチェックを実行します。最初のホールドチェックは、現在の起動エッジから起動するデータが前のラッチエッジによってキャプチャーされないことを決定します。 2番目のホールドチェックは、次の起動エッジから起動するデータが現在のラッチエッジによってキャプチャーされないことを決定します。 Timing Analyzerは、最も制限の厳しいホールドチェックのみをレポートします。 Timing Analyzerは、起動エッジとラッチエッジを比較してホールドチェックを計算します。

図 23. ホールド・チェックTiming Analyzerは、次の計算を使用してホールドチェックを決定します。
ヒント: ホールド・チェックとセットアップ・チェックがオーバーラップする場合、ホールド・チェックは無視されます。

開始マルチサイクル・ホールド・アサインメントは、ラッチエッジをデフォルトの起動エッジの右側に指定したクロック周期数だけ移動することにより、デスティネーション・クロックの起動エッジを変更します。次の図は、スタート・マルチサイクル・ホールド(SMH)のアサインメントのさまざまな値と、結果の起動エッジを示しています。

図 24. スタート・マルチサイクル・ホールドの値

エンド・マルチサイクル・ホールドのアサインメントは、ラッチエッジをデフォルトのラッチエッジの左側の特定のクロック周期数だけ移動することにより、デスティネーション・クロックのラッチエッジを変更します。次の図は、エンド・マルチサイクル・ホール(EMH)のアサインメントのさまざまな値と、結果のラッチエッジを示しています。

図 25. エンド・マルチサイクル・ホールドの値
図 26. Timing Analyzerがレポートするマルチサイクル・ホールド値の終了次に、ネガティブホールド関係についてTiming Analyzerがレポートするホールド関係を示します。