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2.2.8.5.1. デフォルトのマルチサイクル分析
2.2.8.5.2. End Multicycle Setup = 2およびEnd Multicycle Hold = 0
2.2.8.5.3. End Multicycle Setup = 2およびEnd Multicycle Hold = 1
2.2.8.5.4. デスティネーション・クロックオフセット付きの同じ周波数クロック
2.2.8.5.5. デスティネーション・クロックの周波数がソースクロック周波数の倍数である場合
2.2.8.5.6. デスティネーション・クロックの周波数がオフセットを持つソースクロック周波数の倍数である場合
2.2.8.5.7. ソースクロックの周波数がデスティネーション・クロックの周波数の倍数である場合
2.2.8.5.8. ソースクロックの周波数がオフセットを持つデスティネーション・クロックの周波数の倍数である場合
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1.1.6. 準安定解析
関係のないクロックドメインあるいは非同期クロックドメイン内にある回路の間で信号が転送されると、設計者は信号がセットアップとホールド時間要件を満たすことを保証できないために、メタスタビリティ問題が発生することがあります。
メタスタビリティーに起因する障害を最低限に抑えるには、回路設計者は通常、シンクロナイザー・レジスター・チェーン、またはシンクロナイザーと呼ばれるレジスターのシーケンスをデスティネーション・クロック・ドメインで使用し、新しいクロック・ドメインにデータ信号を再同期させます。
平均故障間隔(MTBF)は、メタスタビリティーが原因で発生する障害のインスタンス間の推定平均時間です。
Timing Analyzerは、デザインでメタスタビリティーが発生する可能性を解析し、同期レジスター・チェーンのMTBFを算出することができます。デザイン全体のMTBFは、デザインに含まれる同期チェーンをもとに推定されます。
デザインに含まれる同期レジスター・チェーンをレポートする以外にも、 インテル® Quartus® PrimeソフトウェアはMTBFに好ましくない影響を与える可能性があるレジスターの複製やロジックのリタイミングといった最適化から、このようなレジスターを保護します。また、 インテル® Quartus® PrimeソフトウェアはデザインのMTBFが低すぎる場合、MTBFを最適化することも可能です。