インテルのみ表示可能 — GUID: vgo1440130938080
Ixiasoft
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2.5. メモリーブロックの誤り訂正コード (ECC) のサポート
M20K ブロックと eSRAM ブロックでのみ ECC の機能をサポートしています。
ECC の機能を使用する場合は、次の機能を使用することができません。
- バイト・イネーブル
- コヒーレント読み出し
- 混合データ幅
M20K ブロック
M20K ブロックの場合、ECC は、シングルエラーの訂正、ダブル隣接エラーの訂正、トリプル隣接エラーの訂正を 32 ビット・ワードで実行します。ただし、ECC では、隣接しない 2 ビット以上のエラーの検出または訂正を保証することができません。
M20K ブロックには、×32 幅のシンプル・デュアルポート・モードの場合の ECC に対するサポートが組み込まれています。
- ECC の機能を使用すると、M20K は、ECC を使用しないシンプル・デュアルポート・モードに比べて動作が遅くなります。ただし、出力デコーダーの前にオプションの ECC パイプライン・レジスターを有効にすることで、1 サイクルのレイテンシーが追加される代わりに、パイプラインを使用しない ECC モードと比べて、より高い性能を実現することができます。
- e 信号 (エラー) と ue 信号 (訂正不可能なエラー) の 2 つの ECC ステータスフラグ信号は、M20K の ECC のステータスを示します。ステータスフラグは、メモリーブロックからの通常の出力の一部です。
eSRAM ブロック
eSRAM ブロックの場合、ECC は、シングルエラーの訂正とダブルエラーの検出を 64 ビット・ワードで実行します。
- p{0..3}_eccflags[1] (エラー訂正済み) と p{0..3}_eccflags[0] (エラー検出あり) の 2 つの ECC ステータスフラグ信号は、eSRAM の ECC のステータスを示します。