Intel Agilex® 7 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 4/10/2023
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ドキュメント目次

4.1.4. RAM: 4-PORT Intel® FPGA IP のパラメーター

次の表に、RAM: 4-PORT Intel® FPGA IP のパラメーターを示します。
表 26.  RAM: 4-PORT Intel® FPGA IP のパラメーター設定
パラメーター 選択可能な値 詳細
パラメーター設定: Widths/Blk Type
How many words of memory? ビットワードの数を指定します。
How wide should the ‘q_a’ and ‘q_b’ output bus be? 入力ポートおよび出力ポートの幅を指定します。
RAM block type
  • Auto
  • M20K
メモリーブロックのタイプを指定します。選択可能なメモリーブロックのタイプは、ターゲットデバイスによって異なります。
Set the maximum block depth to
  • Auto: Auto51210242048
  • M20K: Auto51210242048
最大ブロック深度をワード数で指定します。
パラメーター設定: Clks/Rd, Byte En
Which clocking method do you want to use? Single 使用するクロック供給方式を指定します。

Single - 単一のクロックとクロックイネーブルでメモリーブロックのすべてのレジスターを制御します。

Create a ‘rden_a’ and ‘rden_b’ read enable signal

読み出しイネーブル信号をポート A とポート B に対して作成するかを指定します。
Byte Enable Ports
  • Create byte enable for port A
  • Create byte enable for port B
On/Off ポート A およびポート B のバイト・イネーブルを作成するかを指定します。入力データをマスクし、データの特定のバイト、ニブル、またはビットのみを書き込む場合はこれらのオプションをオンにします。

What is the width of a byte for byte enables?

M20K: 58910

バイト・イネーブル・ポートのバイト幅を指定します。データ入力ポートの幅はバイトサイズで割り切れるようにします。

パラメーター設定: Regs/Clkens/Aclrs
Which ports should be registered?
Input registers:
  • All write input ports
  • raddress port
Output registers:
  • q_a port
  • q_b port
On/Off 読み出しまたは書き込みの入力ポートおよび出力ポートをレジスターするかを指定します。
Use clock enable for input and output registers. On/Off 入力および出力レジスターにクロックイネーブル信号を 1 つ作成するオプションをオンにするかを指定します。
Create an ‘aclr’ asynchronous clear for the input ports or output ports.
Read Input Aclrs:
  • ‘rdaddress‘ for port A
  • ‘rdaddress‘ for port B
Output Aclrs:
  • q_a port
  • q_b port
On/Off 非同期クリアポートを入力ポートまたは出力ポートに対して作成するかを指定します。
読み出し入力ポート:
  • ‘rdaddress‘ for port A - ポート A の rdaddress を aclr ポートによってクリアするかを指定します。
  • ‘rdaddress‘ for port B - ポート B の rdaddress を aclr ポートによってクリアするかを指定します。
出力 Aclrs:
  • q_a port - q_a ポートを aclr ポートによってクリアするかを指定します。
  • q_b port - q_b ポートを aclr ポートによってクリアするかを指定します。
Create an ‘sclr’ synchronous clear for the output ports.
Output Sclrs:
  • q_a port
  • q_b port
On/Off 同期クリアポートを出力ポートに対して作成するかを指定します。
出力 Sclrs:
  • q_a port - q_a ポートを sclr ポートによってクリアするかを指定します。
  • q_b port - q_b ポートを sclr ポートによってクリアするかを指定します。
パラメーター設定: Output 1
How should the q_a and q_b outputs behave when reading a memory location that is being written from the other port?

The output of port A will be ‘NEW’ while the output of port B will be ‘OLD’

Read-During-Write 発生時の出力動作を指定します。

パラメーター設定: Output 2
What should the ‘q_a’ output be when reading from a memory location being written to? Don't Care

Read-During-Write 発生時の出力動作を指定します。

What should the ‘q_b’ output be when reading from a memory location being written to?
パラメーター設定: Mem Init
Do you want to specify the initial content of the memory?

Type:

  • No, leave it blank
  • Yes, use this file for the memory content data

メモリーの初期コンテンツを指定します。

メモリーを 0 に初期化するには、No, leave it blank を選択します。

メモリー初期化ファイル (.mif) または 16 進数 (インテル形式) ファイル (.hex) を使用するには、Yes, use this file for the memory content data を選択します。

Initialize memory content data to XX..X on power-up simulation On/Off
The initial content file should conform to which port's dimensions?
  • PORT_A
  • PORT_B
初期コンテンツファイルをメモリーコンテンツのデータに使用することを選択している場合は、ファイルを準拠させるポートを選択します。
Implement clock-enable circuitry for use in a partial reconfiguration region On/Off

クロックイネーブル回路を実装し、パーシャル・リコンフィグレーション領域で使用するかを指定します。

パラメーター設定: Performance Optimization
Enable Force-to-Zero On/Off 読み出しイネーブル信号をデアサートする際に、出力を 0 に設定するかを指定します。

選択しているメモリー深度が単一のメモリーブロックよりも大きい場合は、この機能を有効にすると、グルー・ロジック・パフォーマンスの向上につながります。

Which timing/power optimization option do you want to use?
  • Auto
  • High Speed
  • Low Power
使用するタイミングまたは消費電力の最適化オプションを指定します。このオプションは、 Intel Agilex® 7 デバイスで M20K のメモリータイプを選択している場合にのみ適用されます。