インテルのみ表示可能 — GUID: eis1414475131951
Ixiasoft
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4.3.10. 異なる入力幅と出力幅
DCFIFO_MIXED_WIDTHS の機能は、幅の比率が有効な場合に、書き込み入力データと読み出し出力データで異なる幅をサポートします。入力データ幅と出力データ幅の組み合わせが無効な比率になる場合、FIFO のパラメーター・エディターはエラーメッセージを表示します。サポートされている幅の比率は 2 の累乗で、RAM によって異なります。
IP コアは、幅の広い書き込みポートと幅の狭い読み出しポート (またはその逆) をサポートします。 Intel Agilex® 7 デバイスで現在サポートされている混合幅の比率を次の表に示します。
デバイスファミリー | 有効な幅の比率 |
---|---|
Intel Agilex® 7 | 1、2、4、8、16、32 |
この例では、読み出しポートは書き込みポートの 2 倍の周波数で動作しています。FIFO バッファーに 2 つの 16 ビット・ワードを書き込むと、wrusedw フラグが 2 に増加し、rdusedw フラグが 4 に増加します。4 つの 8 ビットの読み出し動作で FIFO バッファーは空になります。読み出しは、書き込まれた 16 ビット・ワードの最下位 8 ビットで始まり、最上位 8 ビットが続きます。
この例では、読み出しポートは書き込みポートの半分の周波数で動作しています。FIFO バッファーに 4 つの 8 ビット・ワードを書き込むと、wrusedw フラグが 4 に増加し、rdusedw フラグが 2 に増加します。2 つの 16 ビットの読み出し動作で FIFO は空になります。書き込まれた最初と 2 番目の 8 ビット・ワードはそれぞれ、16 ビットの出力ワードの LSB と MSB に相当します。rdempty 信号は、幅の広い読み出しポートのワード全体を満たすのに十分なワードが幅の狭い書き込みポートに書き込まれるまでアサートされたままになります。