インテル® Agilex™ エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 1/08/2021
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ドキュメント目次

4.1.7.1. RAMおよびROMのパラメーターの設定

表 28.   altera_syncramのパラメーター デザインファイルを手動で編集する際は、次のパラメーター・リストを使用します。
パラメーター名 選択可能な値 説明
operation_mode

SINGLE_PORT

DUAL_PORT

BIDIR_DUAL_PORT

QUAD_PORT

ROM

メモリーブロックの動作モードです。
WIDTH_A ポートAのデータ幅です。
widthad_a ポートAのアドレス幅です。
numwords_a ポートAのメモリーブロックのデータワード数です。
outdata_reg_a

UNREGISTERED

CLOCK1

CLOCK0

ポートAのデータ出力レジスターに対するクロックです。
outdata_aclr_a

NONE

CLEAR1

CLEAR0

ポートAのデータ出力レジスターに対する非同期クリアです。outdata_reg_aパラメーターがUNREGISTEREDに設定されている場合、このパラメーターは出力ラッチのクリア・パラメーターを指定します。
address_aclr_a

NONE

CLEAR0
ポートAのアドレス入力レジスターをクリアするオプションです。
width_byteena_a ポートAのバイト・イネーブル・バスの幅です。この幅は、width_aの値をバイト・サイズで割った値に等しくする必要があります。デフォルト値の1は、バイト・イネーブルが使用されていない場合にのみ許可されます。
WIDTH_B ポートBのデータ幅です。
widthad_b ポートBのアドレス幅です。
numwords_b ポートBのメモリーブロックのデータワード数です。
outdata_reg_b

UNREGISTERED

CLOCK1

CLOCK0

ポートBのデータ出力レジスターに対するクロックです。
address_reg_b

CLOCK1

CLOCK0

ポートBのアドレスレジスターに対するクロックです。
outdata_aclr_b

NONE

CLEAR1

CLEAR0

ポートBのデータ出力レジスターに対する非同期クリアです。outdata_reg_aパラメーターがUNREGISTEREDに設定されている場合、このパラメーターは出力ラッチのクリア・パラメーターを指定します。
address_aclr_b

NONE

CLEAR0
ポートBのアドレス入力レジスターをクリアするオプションです。
width_byteena_b ポートBのバイト・イネーブル・バスの幅です。この幅は、width_bの値をバイト・サイズで割った値に等しくする必要があります。デフォルト値の1は、バイト・イネーブルが使用されていない場合にのみ許可されます。
intended_device_family

“Agilex”

シミュレーション目的で使用されるパラメーターです。
ram_block_type

AUTO

M20K

MLAB

メモリーブロックのタイプです。
byte_size

5

8

9

10

バイト・イネーブル・モードのバイト・サイズです。
read_during_write_mode_mixed_ports

DONT_CARE

CONSTRAINT_DONT_CARE

NEW_DATA

OLD_DATA

NEW_A_OLD_B

Read-During-Writeモードの動作です。
  • デフォルト値はDONT_CAREです。
  • NEW_DATAの値は、LUTRAMモードにおいて読み出しアドレスと出力データが書き込みクロックによってレジスターされる場合にのみサポートされます。
  • CONSTRAINED_DONT_CAREの値は、LUTRAMモードでのみサポートされます。
  • NEW_A_OLD_Bの値は、operation_modeパラメーターがQUAD_PORTに設定されている場合にのみサポートされます。
init_file

*.mif

*.hex

初期化ファイルです。
init_file_layout

PORT_A

PORT_B
初期化ファイルのレイアウトです。
maximum_depth メモリー・ブロック・スライスの深度です。
clock_enable_input_a

NORMAL

BYPASS

ポートAの入力レジスターのクロックイネーブルです。
clock_enable_output_a

NORMAL

BYPASS

ポートAの出力レジスターのクロックイネーブルです。
clock_enable_input_b

NORMAL

BYPASS

ポートBの入力レジスターのクロックイネーブルです。
clock_enable_output_b

NORMAL

BYPASS

ポートBの出力レジスターのクロックイネーブルです。
read_during_write_mode_port_a

NEW_DATA_NO_NBE_READ

NEW_DATA_WITH_NBE_READ

OLD_DATA

DONT_CARE

ポートAのRead-During-Write動作です。
read_during_write_mode_port_b

NEW_DATA_NO_NBE_READ

NEW_DATA_WITH_NBE_READ

OLD_DATA

DONT_CARE

ポートBのRead-During-Write動作です。
ENABLE_ECC

TRUE

FALSE

ECCの機能を有効または無効にします。
ecc_pipeline_stage_enabled

TRUE

FALSE

  • 出力デコーダーの前にECCパイプライン・レジスターを有効にするかを指定します。有効にすると、1サイクルのレイテンシーが発生する代わりに、ECCではないモードと同じパフォーマンスが達成されます。
  • このパラメーターをTRUEに設定する場合は、enable_eccパラメーターをTRUEに設定する必要があります。
  • このパラメーターがTRUEに設定されている場合、outdata_reg_bパラメーターをUNREGISTEREDに設定することはできません。
  • デフォルト値はFALSEです。
enable_ecc_encoder_bypass

TRUE

FALSE

ECCのエンコーダー・バイパス機能を有効または無効にします。
  • このパラメーターをTRUEに設定する場合は、enable_eccパラメーターをTRUEに設定する必要があります。
enable_coherent_read

TRUE

FALSE

コヒーレント読み出し機能を有効または無効にします。
  • デフォルト値はFALSEです。
enable_force_to_zero

TRUE

FALSE

Force-to-Zeroの機能を有効または無効にします。
  • デフォルト値はFALSEです。
optimization_option

AUTO

HIGH_SPEED

LOW_POWER

RAMブロックを最適化する方法を指定します。
  • AUTOが選択されている場合、フィッターは、RAMブロックをHigh_SpeedモードにするかLow_Powerモードにするかを決定します。
  • High_SpeedまたはLow_Powerを選択する場合は、RAMのブロックタイプをM20Kにする必要があります。